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ウイルス・細菌と感染症がわかる

  • 吉開 泰信 /編 
  • 定価 3900円+税
  • 2003/12発行
  • B5判
  • 136ページ
  • ISBN 9784897069609
  • 在庫あり

まだまだ私たちの身の回りには脅威となる感染症が数多く存在しています.本書では病原体となるウイルスや細菌の基礎知識から,感染のメカニズム,宿主側の生体防御機構までを,各研究分野の第一人者がわかりやすくコンパクトに解説しています.SARS, HIV, O157など,いま再び注目されている病原ウイルスや病原細菌の全体像がよくわかる!

ウイルス・細菌と感染症がわかる



概論

感染症の発症機構−病原体と宿主の攻防(吉開泰信)
1.病原微生物の種類 2.感染経路と侵入門戸 3.感染成立のための病原性因子 4.感染防御機構 5.感染症対策

基本編

第1章 細菌の種類と感染症(光山正雄)
1.細菌の基本構造 2.細菌の分類体系 3.細菌の病原メカニズム
第2章 病原細菌の遺伝子解析(江崎孝行)
1.リボソームRNAの系統分類への利用と限界 2.チフス菌とその他のサルモネラ菌 3.炭疽菌とセレウス菌 4.結核菌と結核菌群 5.新しい種の概念に向けて 
第3章 ウイルスの種類と感染症(皆川洋子 柳雄介)
1.ウイルスの位置づけ 2.いろいろなウイルスと疾患 3.ウイルス感染細胞の運命 4.ウイルス感染の拡がり方−伝播様式 5.ウイルス感染の経過 6.ウイルス感染症の予防と治療 
第4章 腫瘍を引き起こすウイルスの癌化機構(磯村寛樹 工藤あゆみ 鶴見達也)
1.ヒトにおけるウイルス発癌の特徴 2.腫瘍ウイルスの中でヒト癌ウイルスは6種である 3.腫瘍ウイルスによる癌化のメカニズム 
第5章 病原細菌の生体防御からのエスケープ(檀原宏文 後藤英夫 三木剛志)
1.病原細菌の感染・増殖性因子 2.サルモネラの?型分泌システム 3.サルモネラのビルレンスプラスミド 4.サルモネラの環境応答
第6章 微生物感染とたたかう生体防御機構(吉開泰信)
1.自然免疫 2.獲得免疫
第7章 ワクチン療法におけるドラッグデリバリーシステムの応用−ウイルスの技術利用(國澤純 真弓忠範)
1.ワクチンキャリアーとして具備すべき条件 2.CTLの誘導が可能なワクチンキャリアー 3.粘膜免疫誘導型ワクチンキャリアー

トピックス編


1 黄色ブドウ球菌における抗生物質に対する耐性獲得機構(伊藤輝代 平松啓一)
1.耐性に関与する遺伝因子 2.Transposable element 3.SCCmec 4.Plasmid 5.遺伝因子の転移
2 SARSの基礎知識(下島昌幸 河岡義裕)
1.流行の経緯 2.臨床症状 3.原因病原体 4.病理 5.SARS CoVの性状 6.コロナウイルスとは 7.コロナウイルスの人工的組換え 8.SARSの今後
3 HIVの感染機構と抗HIV薬開発の現状(村上努 田中勇悦 山本直樹)
1.HIV(1型HIV:HIV-1)の増殖サイクルとそれに関与する宿主因子 2.臨床で使用されている抗HIV薬 3.現在研究・開発中の抗HIV薬 4.新たに見つかった宿主細胞の抗レトロウイルス戦略とウイルスの対抗策
4 ゲノム解読・ゲノム比較から見えてくる細菌の病原性と多様性−病原性大腸菌O157を例として(林哲也)
1.大腸菌の多様性と病原性大腸菌O157 2.O157のゲノム解読とK-12とのゲノム比較 3.O157に特異的な遺伝子群 4.O157の多様性 5.今後のEHECゲノム解析
5 ヘリコバクター・ピロリが胃粘膜障害を引き起こすメカニズム(平山壽哉)
1.ヘリコバクター・ピロリという病原細菌 2.ヘリコバクター・ピロリの病原因子 3.ヘリコバクター・ピロリに関連する胃疾患
6 レジオネラの基礎研究−病態と病原性(吉田真一)
1.レジオネラとその感染症−素描 2.レジオネラ感染のトピックス
7 自然免疫を握るカギ−Toll-like receptorによる微生物の認識(竹田潔 審良静男)
1.Toll-like receptorによる病原体微生物の認識機構 2.TLRを介した細胞内シグナル伝達 3.今後の研究の展開
わかる実験医学シリーズ

ウイルス・細菌と感染症がわかる

 

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