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バイオ研究者がもっと知っておきたい化学1

化学結合でみえてくる分子の性質

齋藤勝裕/著
定価 3,200円+税 2009年10月 発行
B5判 182ページ ISBN 978-4-7581-2006-7


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大好評『バイオ研究者が知っておきたい化学の必須知識』の続刊が登場!化学の最も基礎となる「化学結合」を知れば分子の物性,反応性,構造がもっとわかる!バイオ研究に活きる化学的視点がしっかり身につく一冊.

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『久しぶりに基礎科学を勉強出来て、楽しかったです。内容もわかりやすかったと思います』勤務医

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第Ⅰ部 化学結合の鍵は原子にある

1章 原子のなりたち―化学を理解する突破口を開く

  • 原子を構成するもの
  • 電子のエネルギー―原子の化学的性質を決めるもの
  • 電子殻と軌道―電子の居場所でエネルギーが決まる
  • 電子配置のルール
  • 電子配置と周期表
  • イオン化―電子の移動がエネルギーの放出や吸収を引き起こす
  • 電気陰性度―分子の極性を決める指標

2章 放射線と同位体―その実体と生体への影響

  • 同位体(アイソトープ)とは
  • 原子はどう生まれたのか―核融合と核分裂
  • 放射能の実体
  • 放射線の危険性―量と時間と種類が問題
  • 原子核反応と半減期
  • バイオで使う同位体

第Ⅱ部 化学結合でみえてくる分子の性質

3章 共有結合―生体分子を支える大黒柱

  • 分子の種類
  • 結合の種類
  • 共有結合の本質―水素分子はなぜ結合するのか
  • σ結合とπ結合―有機化合物を作る基本結合
  • 共有結合もイオン性をもつ

4章 分子の形―反応性を左右する電子状態

  • 同じ原子同士の結合
  • 軌道は混成する
  • sp3混成軌道とメタン
  • エタンの構造
  • sp2混成軌道とエチレン
  • sp混成軌道とアセチレン
  • アンモニアと水の共通点
  • 三員環の構造―三角形でいられる理由

5章 不飽和結合―共役系が司る分子の性

  • 共役二重結合のからくり
  • 芳香族になる条件
  • C=X結合の構造―意外と複雑な二酸化炭素の結合
  • ヘテロ芳香族化合物―DNAの塩基を作るもの
  • 置換基からみた分子の性質―OH基が酸になるとき
  • 置換基効果―電子の動きが生まれるしくみ

6章 分子軌道法―化学結合を定量化する

  • 軌道は関数で表される
  • 反結合性軌道とは―分子軌道法のカナメ
  • 結合エネルギーは定量化できる
  • エチレンでみる分子軌道の基本
  • 共役化合物の分子軌道
  • 分子軌道法で物性、反応性もわかる
  • 芳香族の分子軌道―ベンゼンはなぜ安定なのか
  • HOMOとLUMO―分子の反応性を知るための指標

第Ⅲ部 分子間力を化学的に捉えてみよう

7章 配位結合―錯体から学ぶその特性

  • 配位結合とは―共有結合と似て非なる結合
  • 錯体は配位結合を作る
  • ヘムとクロロフィルの構造
  • 結晶場理論からみた錯体―d軌道は分裂する
  • 錯体の電子状態―磁性や色彩を決めるしくみ

8章 分子間力―高次の分子を作る立役者

  • 水素結合―水分子はなぜ会合するのか?
  • ファンデルワールス力―いつでも何処でも起こりうる引力
  • ππスタッキング―芳香環も互いに引き合う
  • 電荷移動相互作用―分子間のイオン結合
  • 疎水性相互作用―分子膜、細胞膜を構成する引力

9章 超分子―DNA、タンパク質を化学する

  • 分子膜のしくみ―細胞膜はなぜ流動的なのか
  • タンパク質の立体構造
  • DNAの構造―AとT、CとGが組み合わさる理由
  • 超分子構造を変化させるもの―pH、温度、濃度
  • 超分子の医療への応用

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