次号予告月刊実験医学

次号・2010年5月号(Vol.28 No.8)(2010年4月15日発行予定)

見えてきた 脂質・膜ドメインの姿と機能(仮題)

企画/池ノ内順一,藤本豊士


 タンパク質や核酸の機能や構造と比べ,脂質分子に関する情報はその解析手法の困難さから圧倒的に不足しており,脂質研究の進展には生命の全体像理解に向けて熱い視線が注がれています.本特集では,細胞内における脂質分子の動態や,特殊な膜タンパク質や脂質分子組成を示す「膜ドメイン」の姿を明らかにする最新技術とともに,それらを用いて見えてきた脂質や膜ドメインの構造,そして細胞接着やシグナル伝達などの生体機能へ果たす役割について幅広くご紹介いただきます.

  • 概論【池ノ内順一/藤本豊士】
  • 膜脂質のナノスケール分布解析【藤田秋一/藤本豊士】
  • 白色レーザーを用いた脂質分子のコヒーレント・ラマン分光イメージング【加納英明/奥野将成/濵口宏夫】
  • 生体脂質を可視化する蛍光プローブ【佐藤守俊】
  • 高時空間分解能・1分子感度の光学顕微鏡で脂質アンカー型分子のメゾドメインを見る【鈴木健一/楠見明弘】
  • 上皮細胞の細胞膜による膜ドメイン【池ノ内順一/梅田真郷】
  • タンパク質GPIアンカーの糖鎖・脂質リモデリング【神澤範行/藤田盛久/木下タロウ】

連載その他

  • カレントトピックス
  • News & Hot Paper Digest
  • クローズアップ実験法
  • ラボレポート留学編
  • モデル生物の歴史と展望 ほか