類似薬の使い分け 改訂版〜症状に合った薬の選び方とその根拠がわかる
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類似薬の使い分け 改訂版

症状に合った薬の選び方とその根拠がわかる

  • 藤村昭夫/編
  • 2014年08月04日発行
  • A5判
  • 342ページ
  • ISBN 978-4-7581-1753-1
  • 定価:4,070円(本体3,700円+税)
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大好評書の改訂版!よく出会う疾患別に,類似薬の特徴と使い方の違いを比較して解説.類似薬が一覧できる分類図や豊富な症例も掲載し,患者に合った適切な使い分けがわかる.薬選びに困っている全ての医師へ!

目次

第1章 降圧薬【大蔵隆文/檜垣實男】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 高血圧患者にまず行うべきこと
  • 高血圧の治療方針
  • 降圧薬治療
  • 併用療法
  • 系統間での使い分け
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • β遮断薬(含むαβ遮断薬)
  • Ca拮抗薬
  • ARB

第2章 抗不整脈薬【志賀 剛】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 不整脈治療の基本
  • 抗不整脈薬の分類
  • 不整脈別の治療方針
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • Ⅰ群抗不整脈薬(Naチャネル遮断薬)
  • Ⅱ群抗不整脈薬(β遮断薬)
  • Ⅲ群抗不整脈薬(Kチャネル遮断薬)
  • Ⅳ群抗不整脈薬(Ca拮抗薬)

第3章 狭心症治療薬【竹内和彦/渡邉裕司】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 狭心症発作の制御における狭心症薬の使い分け
  • 心血管事故に対する二次予防薬
  • 急性冠症候群と安定狭心症の鑑別に基づいた治療薬の選択
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • 硝酸薬
  • β遮断薬
  • Ca拮抗薬
  • 抗血小板薬
  • その他の狭心症薬

第4章 脂質異常症治療薬【安藤 仁】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 脂質異常症患者にまず行うべきこと
  • 脂質異常症の治療方針
  • 高LDL-C血症にはスタチン
  • 高TG血症にはフィブラート
  • 高LDL-C血症,高TG血症,低HDL-C血症のどれを優先して治療すべきか
  • 薬物療法のフォローアップ
  • 脂質改善効果が不十分な場合
◆各系統での類似薬の使い分け
  • スタチン
  • フィブラート

第5章 糖尿病治療薬【宮本倫聡/石橋 俊】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 糖尿病治療の目的
  • 糖尿病の病態評価
  • 経口血糖降下薬の適応
  • 系統間での使い分け
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • スルホニル尿素薬
  • 速効型インスリン分泌促進薬
  • α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)
  • DPP-4阻害薬

第6章 消化性潰瘍治療薬【鷹取 元/金子周一】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 消化性潰瘍とは?
  • 病態生理
  • 症状
  • 診断
  • 治療方針
  • 初期治療
  • H.pylori除菌療法
  • NSAIDs潰瘍
  • 維持療法
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)
  • ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)
  • H.pylori除菌薬
  • 防御因子増強薬

第7章 抗炎症薬(NSAIDs を中心に)【秋山陽一郎/簑田清次】

◆ NSAIDsの概要
  • 抗炎症薬とは?
  • NSAIDsの作用機序
  • NSAIDsの分類と使い分け
  • NSAIDsの副作用
◆ NSAIDsの使い分けと処方の実際
  • NSAIDsの適応症
  • 各疾患におけるNSAIDsの処方例

第8章 気管支拡張薬【相良博典】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • COPD患者に気管支拡張薬を使用する前にまず行うべきこと
◆ 各気管支拡張薬の特徴と類似薬の使い分け
  • β2刺激薬
  • 抗コリン薬
  • テオフィリン薬(キサンチン誘導体)
  • 長時間作用型抗コリン薬/長時間作用型β2刺激薬
  • 吸入ステロイド/長時間作用型β2刺激薬

第9章 鎮咳薬【藤原真治】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 鎮咳薬の種類
  • 中枢性鎮咳薬(狭義の鎮咳薬,いわゆる“咳止め”)
  • 末梢性鎮咳薬
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • 中枢性鎮咳薬
  • ステロイド
  • 気管支拡張薬
  • ヒスタミンH1受容体拮抗薬

第10章 皮膚疾患治療薬

i. 蕁麻疹治療薬【高田 実】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 蕁麻疹の定義:紅斑との違い
  • 蕁麻疹の病型分類と臨床的特徴
  • 病型別の蕁麻疹の治療
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • ヒスタミンH1受容体拮抗薬
  • 補助的治療薬
  • 副腎皮質ステロイドを用いる場合

ii. 湿疹皮膚炎治療薬【大槻マミ太郎】

  • アトピー性皮膚炎治療薬のグローバルスタンダード:ステロイド外用薬とタクロリムス軟膏
  • ステロイド外用薬の使用法
  • タクロリムス軟膏の使用法
  • 内服療法について

第11章 抗菌薬【相野田祐介/平井由児/戸塚恭一】

◆ 抗菌薬を使う前に
  • 戦うには,まずは敵を知ること
  • 大事なことはいつも一緒
  • 自分の病院を知ろう
  • 感受性の読み方〜MICを縦読みしない
  • 治療のメルクマールを見誤らない
  • 治療期間を設定しよう〜過剰な投与は避けましょう〜
  • 抗菌薬の系統と種類
  • PK/PD
  • 移行性の問題
◆ 各起因菌と抗菌薬の選択
  • 感染症の有無と抗菌薬の必要性
  • 菌と治療薬の選択

第12章 睡眠薬【岡山雅信】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 不眠の訴えにまず行うこと
  • 不眠症の一般的知識
  • 睡眠薬の系統の選択
  • 服薬指導
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • ベンゾジアゼピン受容体作動性睡眠薬
  • メラトニン受容体作動性睡眠薬

第13章 抗不安薬【三瀬順一】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 不安を訴える患者に行うべきこと
  • 症状の観点から
  • 作用時間の観点から
  • 有害作用の観点から
  • 費用の観点から
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • ベンゾジアゼピン系(BZD)
  • SSRI
  • その他

第14章 抗うつ薬【近藤年隆/林 有希/岡安寛明/下田和孝】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • うつ病患者に対し治療開始前にまず行うべきこと
  • うつ病の治療方針
  • SSRI・SNRI
  • 三環系・四環系抗うつ薬
  • その他
  • ベンザミド系抗精神病薬
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
  • セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)
  • 三環系・四環系抗うつ薬

第15章 認知症治療薬【新井平伊】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 認知症患者にまず行うべきこと
  • 認知症の治療方針
  • 中核症状を先に治療するか,BPSD治療が先か?
  • 認知症に対する保険適用薬
  • 認知症に対する保険適用外使用薬
  • 治療評価のポイント
  • 薬物療法のフォローアップ
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • コリンエステラーゼ阻害薬
  • NMDA受容体拮抗薬
  • 血管性認知症の治療薬

第16章 抗てんかん薬【山形崇倫/松本 歩】

◆ 疾患の概要と診断,治療
  • 痙攣を起こした患者にまず行うこと
  • てんかんの治療
◆ 各抗てんかん薬の適応と注意点
  • バルプロ酸(VPA:デパケン®,デパケン®R,セレニカ®Rなど)
  • カルバマゼピン(CBZ:テグレトール®
  • ゾニサミド(ZNS:エクセグラン®
  • フェノバルビタール(PB:フェノバール®,ノーベルバール®
  • フェニトイン(PHT:アレビアチン®),ホスフェニトイン(ホストイン®
  • エトスクシミド(ESM:エピレオプチマル®,ザロンチン®
  • ベンゾジアゼピン系薬
  • 新たな抗てんかん薬

第17章 骨粗鬆症治療薬【竹内靖博】

◆ 疾患の概要と系統間での使い分け
  • 骨粗鬆症治療の対象と目的
  • 骨粗鬆症患者全般に必須な治療
  • 既存骨折をもつ患者に対する治療
  • 既存骨折のない患者に対する治療
  • 椎体圧迫骨折急性期で疼痛の強い患者に対する治療
  • 続発性骨粗鬆症の患者に対する治療
◆ 各系統での類似薬の使い分け
  • ビスホスホネート製剤
  • 抗RANKL抗体
  • SERM(ラロキシフェン,バゼドキシフェン)
  • テリパラチド
  • 活性型ビタミンD3製剤
  • ビタミンK2製剤
  • カルシトニン製剤

『第12章 睡眠薬』より抜粋

類似薬の使い分け 改訂版 立ち読み1 類似薬の使い分け 改訂版 立ち読み2 類似薬の使い分け 改訂版 立ち読み3

−中略−

類似薬の使い分け 改訂版 立ち読み4

−後略−

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