増刊次号予告

次号増刊(Vol.6 No.2)は3月1日発行予定です.

ジェネラリストのための診断がつかないときの診断学(仮題)

編集/松村正巳 先生(自治医科大学地域医療学センター 総合診療部門)

日常診療では,典型的な症状・徴候の症例だけでなく,非典型症例や稀な症例,診断に苦慮する症例など,さまざまな症例に出会います.特に総合診療においては,多様で複雑な問題を抱えた患者さんの診断にあたらなければなりません.

また,他科で診断がつけられなかった患者さんの診断を依頼される場面も多いと思います.そして「診断がつけられない」ことも,しばしばあると伺います.そのような難しい症例に出会ったとき,主治医にとっては不安や悩みが多いのではないでしょうか.

本書では,経験豊富な総合診療医が自分の経験をもとに,実際に診断困難症例に対峙したとき,何を考え,どういう理由でどう判断して,どのように対応しているのかを解説しています.

病棟・クリニック・在宅など,さまざまな場面で診療を行う読者にとって,ベテランの総合診療医の思考プロセスや経験をシェアでき,大切にすべきことや「ヒントとなる文脈」が必ず見つかる1冊です.

第1章 診断困難症例に出会ったら

  • 1)診断困難症例に出会ったら【松村正巳】
  • 2)診断に困ったときどうするか?〜連携のススメ,支援ツールの活用,など【徳増一樹,小比賀美香子,大塚文男】
  • 3)診断困難例に対するアプローチ【畠山修司】

第2章 診断に苦慮した症例〜何が難しいのか

  • 1)痛み・疼痛の症例①【上原孝紀】
  • 2)痛み・疼痛の症例②【上田剛士】
  • 3)関連痛の症例【栗山 明】
  • 4)不明熱の症例【川島篤志】
  • 5)倦怠感を訴える症例【和足孝之】
  • 6)免疫疾患の症例【藤井 博】
  • 7)他の医師と自分の診断が異なった症例【志水太郎,原田侑典】

第3章 診断がつけられなかった症例〜その時どう考えたか・どう対応したか,今どう考えるか

  • 1)1年間のペインクリニック受診で改善がなかった左上肢、背部痛の症例【清田雅智】
  • 2)原因不明の呼吸困難の症例【金城紀与史】
  • 3)症例紹介(著者が実際に経験した症例)【上山伸也】
  • 4)症例紹介(著者が実際に経験した症例)【原田 拓】
  • 5)尿路感染症だと思ったら尿路感染症ではなかった症例【漆谷成悟】
  • 6)進行する多発性単神経炎と皮膚所見を認めた症例【神谷尚子】
  • 7)Walk inで受診した壊死性筋膜炎の症例【鈴木貴之】

第4章 診断エラーの問題・これからの診断学

  • 1)なぜ,診断エラーは起こるのか?【山本 祐】
  • 2)診断エラーを防ぐための手立てはあるのか?【清水郁夫】
  • 3)医療支援のためのAI〜総合診療医との関わり【畠山修司】

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

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