増刊次号予告

次号増刊(Vol.5 No.6)は2018年9月3日発行予定です.

終末期を考える
今,わかっていること&医師ができること 〜すべての終末期患者・家族に必要な医療・ケア〜(仮題)

編集/岡村知直,柏木秀行(飯塚病院 緩和ケア科),宮崎万友子(飯塚病院 看護部)

終末期医療は,医学的な問題だけではなく,家族間の問題,介護力の問題,衰えていく身体への精神的・心理的な問題,経済力の問題など,複雑な問題が絡み合っており,終末期医療に対しては多くの医師が難しさを感じています.

本書は,総合診療医,内科医,プライマリ・ケア医,緩和ケア医など,外来や在宅を問わず終末期に関わる幅広い医師を対象に,終末期を診るための正しい知識とスキルを身につけていただくための手引きです.

これからの多死社会を見据えて,どう動けば現場の医療者とご家族の疲弊を少しでも和らげることができるのか,考える手掛かりになる1冊です

第1章 総論:終末期を考える

  • 1.終末期とは何か?【樋口雅也】
  • 2.終末期医療は何が難しいのか?【岡村知直】
  • 3.終末期とAdvance Care Planning【相木佐代】
  • 4.地域のなかの終末期医療【大石 愛】
  • 5.終末期をめぐる日本社会の動向【柏木秀行】
  • 6.終末期患者は誰が診るべきか?【宇井睦人】

第2章 疾患別の終末期 わかっていること vs いないこと

  • 1.なぜ疾患別に考えるのか?【木村衣里】
  • 2.がんの終末期【神谷浩平】
  • 3.心不全の終末期【大森崇史】
  • 4.慢性呼吸器疾患の終末期【鈴木隆太,吉田尚子】
  • 5.慢性腎不全の終末期【坂井正弘】
  • 6.肝硬変の終末期【官澤洋平】
  • 7.神経疾患の終末期【立石貴久】
  • 8.認知症の終末期【山口健也】
  • 9.膠原病の終末期【六反田 諒】
  • 10.精神疾患の終末期【中澤太郎】
  • 11.重症下肢虚血の終末期【井上健太郎】
  • 12.血液疾患の終末期【牧山純也】
  • 13.小児の終末期① 小児がんの場合【森 尚子】
  • 14.小児の終末期② 非がん疾患の場合【雨宮 馨】
  • 15.老 衰【河口謙二郎】
  • 16.予期せぬ急死 〜救急外来の現場から【熊城伶己】

第3章 終末期において,できること&やるべきこと

  • 1.終末期の代理意思決定について【田中雅之】
  • 2.治療中止のタイミングはいつか?① 総合内科編【小杉俊介】
  • 3.治療中止のタイミングはいつか?② 腫瘍内科編【宮本信吾】
  • 4.本当に家に帰れないのか?【橋本法修】
  • 5.終末期の栄養・水分摂取【大屋清文】
  • 6.終末期において揉める社会的背景【吉武順一】
  • 7.病棟での終末期/看取り【松本弥一郎】
  • 8.在宅での終末期/看取り【藤谷直明】
  • 9.施設での終末期/看取り【吉武順一,工藤仁隆】
  • 10.死亡診断書について【名越康晴】
  • 11.DNAR指示について【森川 暢】

第4章 事例に学ぶ 家族・遺族ケアから医療者のケアまで

  • 1.終末期患者の家族ケア,遺族ケア① ~看護師の立場から【宮崎万友子】
  • 2.終末期患者の家族ケア,遺族ケア② ~緩和ケア医の立場から【小杉和博】
  • 3.終末期患者,患者家族とのコミュニケーション【濱口大輔】
  • 4.終末期医療における多職種連携【湊 真弥】
  • 5.終末期医療に関わる医療者のケア【舛田能生子】
  • 6.事例① 症状緩和でうまくいかなかったケース【平塚裕介,田上恵太】
  • 7.事例② 社会的な理由でうまくいかなかったケース【松坂 俊】
  • 8.事例③ 倫理的な対立が生まれたケース【小田浩之】
  • 9.事例④ 治療継続か中断か悩み,結果的に後悔が残ったケース【齋藤亜由美】

コラム 終末期を考えるさまざまな取り組み 

  • ● 住民と医療者がともに行う意思決定支援の場 Co-Minkan【横山太郎】
  • ● iACPの活動【原澤慶太郎,蔵本浩一,大川 薫】
  • ● 緩和ケアという言葉を使わずに緩和ケアをする【西 智弘】
  • ● 九州心不全緩和ケア深論プロジェクト【柴田龍宏】

※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.

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