近年，可視化技術の進歩は目覚ましいものがあり，従来は全く不可能と思われていたものが可視化され，疾患等の病態解明から診断・治療にまで大きな貢献を果たしています．さらに，光工学や光遺伝学は，光によって細胞や生体を操作できる革新的な可視化技術であるとも言えます．分子イメージングから臨床画像に至るまで，広い意味での可視化技術を駆使した革新的，独創的，先進的研究が更に発展し，また，個々の研究が相互に関わる横断的研究領域を模索しつつ，それらが融合した新しい技術の開発も期待されます．本国際シンポジウムでは，国内19名の研究者に加えて，海外の第一線の研究者11名より，３つのセッションにて，可視化技術を中心にした最先端の研究成果が発表されます．基礎的研究から臨床 （診断・治療） で展開されている可視化技術を中心にした最新の研究成果と将来展望， 新戦略が提示されることが期待されます．

【日時・場所】

2017年6月12日（月） 〜14日（水），ハイアットリージェンシー東京 （東京都新宿区西新宿）

【プログラム】

Session 1：Visualizing and Controlling Molecules for Life （生命現象の可視化・操作），Session 2：Imaging Disease Mechanisms （病態の可視化），Session 3：Imaging-based Diagnosis and Therapy （可視化技術の診断・治療応用）

【Keynote Address】

Karl Deisseroth （Stanford Univ.），Apkar V Apkarian （Northwestern Univ.），Sanjiv Sam Gambhir （Stanford Univ.）

【申込方法】

上記HPから事前登録．

【受付期間】

2017年4月1日（土）〜5月31日（水）

【問合先】

上原記念生命科学財団／事務局，TEL：03-3985-8400