実験医学INFORMATION

  • 新着情報
  • 人材募集
  • 大学院生
  • セミナーなど
  • 共同研究
  • キャンペーンなど

  

京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻

2018年4月 臨床統計家育成コース開講 ― 統計学が医学の未来を創る ―

臨床統計家とは,統計学を基礎とする臨床試験方法論のプロフェッショナルのことです.新しい医薬品や治療法の実用化のためには臨床試験の実施が必要ですが,そこには医学,薬学などの専門家のほか,統計学の専門家の参加も不可欠です.臨床統計家育成コースは,臨床統計家の人材供給を求める日本の研究現場からの強いニーズにより,京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻に設置された2年制の専門職学位課程です.本コース修了後は,社会健康医学修士 (専門職) が授与されます.本コースの学生は,コース修了に必要な統計学基礎,臨床統計学などに関する科目を学ぶほか,京都大学医学部附属病院・国立循環器病研究センターでのon the job trainingによる臨床研究に関する実地研修を受けます.現在,大学病院や製薬企業には,生命科学や薬学・医学・看護学を学んだ後に,臨床統計学の専門教育を修め,まったく新しいアプローチで医療の進歩に貢献している方もたくさんいます.生命科学や医学の基礎を持っていることは,臨床試験や臨床研究の統計解析において,大きな強みになります.統計学をさらなる武器として身につけませんか?

【入試情報】
2018年度入試より学生を募集します.専門職学位課程の出願は2017年7月11日から7月13日17時,入試は8月29日です.教員との面談お申し込みは,下記メールアドレスまで.
【入試内容】
社会健康医学 (筆答2問) と統計検定2級程度の統計学的能力があることを確認するためのコース専用問題 (筆答1問).英語能力の評価のためにTOEFL・TOEICのスコアを利用しますので,出願時にはスコア票等の原本1通の提出が必要です.
【問合先】
京都大学大学院 医学研究科 臨床統計学 TEL:075-753-9322,E-mail:
  • 実験医学6月号掲載