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電顕サマースクール 2018 in 信州松本 @ 信州大学医学部地域保健推進センター

「生物の電子顕微鏡試料作製法を理解しよう」 =クライオから3次元コンピュータグラフィックスまで=

【日時】
2018年8月4日 (土) 〜5日 (日)  
【場所】
信州大学医学部地域保健推進センター (長野県松本市)

【概要】
公益社団法人 日本顕微鏡学会主催「第29回電顕サマースクール2018」を,北アルプス山麓の信州松本で開催します.生物を対象とする電子顕微鏡講座として,電顕を始めたい方からステップアップしたい方まで,専門の先生方による講演と実習を企画しました.従来から必要な電顕試料作製法や免疫電顕法,電顕機器作製をリードする方からの基礎的な話はもとより,最新の凍結技法とくにノーベル賞に至ったクライオ電子顕微鏡や,走査型電顕を用いた3次元コンピュータグラフィックスまで,広く生物応用が理解できると思います.参加者が気軽に体得が出来るように,実習も設定しました.医学や生物学を含めた大学・研究機関・企業を始め電顕観察に興味ある皆様,是非とも御参加ください.ミクロ世界を可視化する電子顕微鏡の概要(日立ハイテク),動物試料の固定・脱水・包埋の基礎 立花 利公(東京慈恵医科大学),包埋試料の超薄切片作製から透過型電顕(TEM)観察へ 高木 孝士(昭和大学),電子顕微鏡で見る生体試料の3次元構造(サーモフィッシャー日本FEI),生きた動物臓器の機能形態像を探る:凍結技法の意義 大野 伸一(山梨大学名誉教授),細胞組織学のための凍結技法から広がる電子顕微鏡法:徳安法と高圧凍結法・凍結置換法(ライカ マイクロシステムズ),クライオ電顕の試料作製とデータ解析 小田 賢幸(山梨大学),走査型電顕(SEM)の基礎から生物応用へ (カールツァイス),SEMによる生物試料の3次元超微形態解析 大野 伸彦(自治医科大学),イオン液体の生物電顕試料への応用 桑畑 進(大阪大学),SEMによる最新の生物試料観察例〜低真空SEMからFE-SEMまで〜(日立ハイテク),光電子相関顕微法(日本電子Nikon),標的物質の局在を電顕で見る包埋前染色法 秋元 義弘(杏林大学),免疫電顕法:包埋後染色法と抗原賦活化 山下 修二(慶応大学)  
【詳細】
実習や受講申し込みなどの詳細は,ウェブサイトをご覧ください.  
【主催】
公益社団法人 日本顕微鏡学会,実行委員長:寺田 信生 (信州大学),実行副委員長:高木 孝士 (昭和大学)
  • 実験医学5月号
  • 掲載