2019年度入学の大学院進学希望者 （修士・博士課程） を募集しています．医学・生命科学に関連する政策，倫理上の課題を学問的に探究したい方であれば，文理を問いません．

【私たちの取り組み】

この研究室では，様々な医科学領域の基礎研究から臨床試験，さらにその成果が中長期的に社会にもたらしうる影響を研究しています．また，政策領域との関連を重視し，それらに立脚した提言を専門家，市民，患者，国などにおこなっています．

【主な研究テーマ】

現代社会の中で生命科学・医学が直面する問題を幅広く扱います．最近のテーマとしては，① ヒト受精卵のゲノム編集や人・動物キメラ研究など，生命倫理上の課題を含む研究課題，② 医療を支援する人工知能の活用やゲノムデータの共有，遺伝情報に基づく差別，遺伝子検査ビジネスの台頭など，データと人の関係性とその変容に関する研究課題，③ 再生医療・臨床試験における研究参加者保護に関する研究課題，④ バイオバンクなど，ヒトの体の一部を研究に用いることに関する研究課題などがあります．

【大学院】

当研究室は以下の二つの大学院から進学が可能です．文系の方，理系の方，そして社会人の方も受験可能です．　


１．新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 医療イノベーションコース
　　http://www.cbms.k.u-tokyo.ac.jp/admission/schedule.html（入試情報）　


２．情報学環・学際情報学府 文化・人間情報学コース　http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/admissions（入試情報）

【ご関心ある方へ】

受験は主に夏 （一部は冬） に行われます．受験に先立って事前相談することをつよくお勧めします．ご関心のある方は研究室窓口 （） まで一報ください．