宮成研究室では，① クロマチン高次構造，② エピジェネティクス，③ 転写制御，④ 胚発生，⑤ 細胞運命決定機構などをキーワードとして，研究をおこなっています．クロマチンレベルでの転写制御機構に注目することで，細胞の運命が決定される胚発生や細胞分化過程で，どのように細胞の個性（表現型）が形成されるのかを明らかにしようとしています．実験材料としては，ES細胞，iPS細胞，マウス初期胚などを使っています．これまで，イメージングや次世代シーケンス技術を駆使することでユニークな技術を開発し，研究に取り組んできました（Nature 2012, Nature Structual Molecular Biology 2013, Molecular Cell 2020など）．私達と一緒に研究してくれる仲間（ポスドクまたは特任助教）を2名募集します．特に，核内イベントに興味があり，世間をあっと言わせるような野心的な研究にチャレンジしたい人材を求めます．外国人や留学経験のある日本人も積極的に採用します．

【応募資格】

① 博士号を有するか，取得見込みの方，② 生命科学分野の研究経験，特にクロマチン関連の研究経験を有することが望ましいが，他分野からの応募も歓迎します．

【雇用条件】

① 本学支給基準に基づき支給．　② ３年程度（年度毎に更新．再任あり）　③ 雇用形態（ポスドクあるいは助教）は本人の実績等により決定します．

【応募方法】

履歴書，業績（論文，学会発表，フェローシップ，研究費実績など），論文PDF５篇以内，これまでの研究活動および今後の抱負（２ページ以内），２名の照会先を１つのPDFにまとめてメールにてお送りください．研究内容や雇用条件など，事前の問い合わせも，歓迎しますので気軽に連絡してください．

【連絡先】

宮成悠介