改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック

副作用の予防・治療から,抗がん剤の減量・休薬の基準,外来での注意点まで

  • 岡元るみ子,佐々木常雄/編
  • 2015年10月26日発行
  • B6変型判
  • 502ページ
  • ISBN 978-4-7581-1782-1
  • 定価:4,950円(本体4,500円+税)
  • 注文不可
    在庫:なし
PDFダウンロード

副作用の頻度・時期が見やすいと好評の書籍が,充実の改訂!新薬や適応拡大薬,対策の要点をまとめたフローチャートを追加.具体的な処方例で予防・治療にすぐ役立つ!がん治療に携わる医療スタッフ必携!

目次

Color Atlas

序章 がん化学療法をはじめる前に

1.がん治療とチーム医療【岡元るみ子】

2.がんの病状と化学療法について説明する【前田義治】

3.治療前評価【前田義治】

4.標準治療と臨床試験【井岡達也】

5.小児〜若年患者への気配り【川村眞智子】

6.高齢者への気配り【岡元るみ子】

第1章 抗がん剤の副作用と治療

総論【岡元るみ子】

1.過敏反応,infusion reaction【岡元るみ子】

2.骨髄抑制・血液毒性

A.白血球(好中球減少,リンパ球減少)【味八木寿子,辻村秀樹】
B.赤血球減少・輸血療法【柳原一広】
C.血小板減少【柳原一広】

3.消化器毒性

A.悪心・嘔吐(CINV)【古武 剛,辻 晃仁】
B.下痢・便秘,麻痺性イレウス【佐竹悠良,辻 晃仁】
C.口腔粘膜炎【臼渕公敏,髙子利美】

4.循環器障害【川崎智広,岡元るみ子】

5.肺毒性【細見幸生】

6.肝障害【下山 達】

7.腎障害【下山 達】

8.神経障害【佐々木栄作】

9.皮膚障害【新井敏子】

10.浮腫【新井敏子】

11.味覚障害【味八木寿子,辻村秀樹】

12.栄養障害【久保浩一郎】

13.眼障害【五嶋摩理】

14.全身倦怠感【下山 達】

15.筋肉骨障害【宮越浩一】

16.甲状腺機能障害【門野 聡,岡元るみ子】

17.精神症状【赤穂理絵】

18.晩期障害

A.性機能障害【戸澤晃子,鈴木 直】
B.二次発がん【湯坐有希】

19.小児〜若年患者でのウイルス感染対策【川村眞智子】

20.化学放射線療法(CRT)の副作用【張 大鎮】

21.緊急処置が必要な副作用【引野幸司,有岡 仁】

第2章 既往症をもつ患者治療で注意すべきこと

1.主要臓器合併症

A.循環器疾患【小山右文,岡元るみ子】
B.消化器疾患【角南久仁子,岡元るみ子】
C.肝疾患【角南久仁子,岡元るみ子】
D.腎疾患【角南久仁子,岡元るみ子】
E.肺疾患【岡元るみ子】
F.脳障害【岡元るみ子】

2.腫瘍随伴症候群【細見幸生】

3.感染症【岡元るみ子】

4.内分泌疾患【岡元るみ子】

第3章 抗がん剤の種類

1.アルキル化薬【宮澤真帆,横山礼子】

2.白金製剤【宮澤真帆,横山礼子】

3.抗腫瘍性抗生物質【宮澤真帆,横山礼子】

4.代謝拮抗薬【宮澤真帆,横山礼子,香取哲哉,永戸 梓】

5.トポイソメラーゼ阻害薬【宮澤真帆,横山礼子】

6.アルカロイド系【宮澤真帆,横山礼子,香取哲哉,永戸 梓】

7.その他の抗がん剤【宮澤真帆,横山礼子】

8.ホルモン製剤【宮澤真帆,横山礼子】

9.分子標的治療薬【宮澤真帆,横山礼子,香取哲哉,永戸 梓】

10.バイオマーカーとコンパニオン診断薬【葉 清隆】

第4章 レジメン別の副作用

1.脳腫瘍【田部井勇助】

2.頭頸部がん【佐々木栄作】

3.肺がん・胸膜中皮腫【細見幸生】

4.乳がん【長谷川 圭】

5.消化器がん

A.食道がん・胃がん・大腸がん【井岡達也】
B.肝胆膵がん【井岡達也】

6.婦人科がん【岡元るみ子】

7.泌尿生殖器腫瘍(腎・膀胱・前立腺)・胚細胞腫【金政佑典】

8.骨軟部組織腫瘍【五嶋孝博】

9.皮膚がん(悪性黒色腫)【岡元るみ子】

10.甲状腺がん【岡元るみ子】

11.造血器腫瘍

A.白血病(AML,APL,ALL,CML)【小林 武】
B.悪性リンパ腫【岡元るみ子】
C.多発性骨髄腫【小林 武】

12.特殊な治療【工藤昌尚】

第5章 抗がん剤投与の実際 -安全と基本手技-

1.がん化学療法を安全に施行するために【照井一史,佐藤 温】

2.抗がん剤の投与手技【中原善朗】

3.ストーマ管理【佐々木尚美】

4.血管外漏出とその対策【春藤紫乃】

5.曝露対策【春藤紫乃,宮澤真帆】

第6章 患者から質問されたら

Q1.友人に代替療法を勧められましたが,効くのでしょうか?【佐藤 温】

Q2.食事や生活で気をつけることはありますか?【春藤紫乃】

Q3.困っていることがあります.誰に相談したらよいでしょうか?【栗原美穂】

Q4.抗がん剤治療はいつまで続きますか? やめたらどうなりますか?【前田義治】

Q5.抗がん剤治療をしながら仕事を続けたいのですが…【栗原美穂】

Q6.子ども(患児)に病名を知らせたくないのですが…【川村眞智子】

Q7.家族にがん患者が多くいます.がんは遺伝しますか?【赤木 究,青木美保,川村眞智子】

付録

付録1 副作用と支持療法薬一覧表

付録2 CTCAE v4.0

付録3 体表面積表 DuBois式

付録4 RECIST v1.1

付録5 全身状態(performance status)

付録6 がん治療の情報収集

付録7 抗がん剤の取扱い基準

『第1章 抗がん剤の副作用と治療 10 浮腫』より抜粋

改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック 立ち読み1 改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック 立ち読み2 改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック 立ち読み3 改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック 立ち読み4

−後略−

購入方法・送料について

本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.

  • 【本書名】改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック〜副作用の予防・治療から,抗がん剤の減量・休薬の基準,外来での注意点まで
  • 【出版社名】羊土社

お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.

羊土社HPでのご注文について

本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.

分類 項目 費用
国内 消費税 +450円
送料 +500円
手数料(代引きのみ) +300円
海外 航空便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +610円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +780円
第2地帯(ヨーロッパ) +780円
第3地帯(アフリカ、南米) +1010円
EMS便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +1400円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +2000円
第2地帯(ヨーロッパ) +2200円
第3地帯(アフリカ、南米) +2400円

※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.

法人向け 購入のお問い合わせ

法人での書籍の一括購入につきまして,「見積書や請求書払い」「複数の発送先への対応」「研修用などで使用する書籍の選定についてのアドバイス」等、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

こちらの書籍もお勧めいたします

  • 9784758118590
  • 9784758127127
  • 9784758127080
  • 9784758110815
  • 9784758110808
  • 9784758109482
  • 9784758105866
  • 9784758124041
  • 9784758111959
  • 9784758117548
  • 9784758117661
サイドメニュー開く