科研費獲得の方法とコツ
研究種目別「申請書の構成案」

科研費申請書において,どのようにスペースを配分して,どのようなことを書いていけばいいのか,悩む読者もいると思う.このコーナーでは令和3年度の申請書を用いて,研究種目ごとにその例を紹介する.もちろん実際には,申請者の研究内容に応じて自由にスペースを配分してもらえたらと思う.申請者がオリジナルなアイデアを出して,審査委員に読みやすい,わかりやすい申請書を作成していけばよい.なお各項目のより具体的な書き方については本書を参照されたい.(児島将康)

学振 特別研究員(PD・DC1・DC2)の申請書の構成案(2021.3.9掲載)

ここにある申請書の構成案は,令和4(2022)年度の学術振興会 特別研究員(PD)公募のものである.令和4(2022)年度から申請書のフォーマットが少し変更になったが,基本的な記載内容はこれまでとほとんど変わらない.他の科研費申請書と同じく,わかりやすく書くということだ.

ただ学術振興会 特別研究員公募の場合は,若手や学生を対象としているため,他の申請書と異なる項目がいくつかある.それは,①受入研究室の選定理由,②研究遂行力の自己分析,③目指す研究者像等の3つである.①は書きやすいが,②と③は自分自身のことなので書きにくいことと思う.注意点は,誰でもが書けるような内容ではなく,応募者のオリジナルな体験を活かして具体的に書くということだ.ここではスペースの配分と記載内容の方針をまとめているので,ぜひ参考にして応募書類を作っていってほしい.なお,実際の記入例を知りたい方は本書も参照されたい.

※DC1・DC2の申請書は,PDのものから「受入研究室の選定理由」がなくなっただけで,それ以外のフォーマットは共通なのでここではPDのものを使って例示する.

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