このコーナーについて
研究費の確保は,研究者の皆さまにとって必要不可欠な,最大の関心事の1つだと思います.一口に"研究費"といっても,「科研費」をはじめ,様々な省庁や民間団体が提供するものがありますが,博士課程の大学院生から若手研究者を対象*とした「日本学術振興会 特別研究員(通称:学振、以下では特別研究員)」もその1つです.
このコーナーでは,書籍『科研費獲得の方法とコツ 改訂第5版』(2017年8月発行)から特別研究員に焦点を当てて一部抜粋し,制度の概要,申請時のコツやポイント,そして過去に特別研究員に採択された方の声を4回にわたってご紹介します.これから特別研究員を目指す方,またそれをサポートする先生方にとってお役に立ちましたら幸いです.
* 採用年度の4月1日現在、博士の学位取得後5年未満の方(申請時は見込みでも良い)
· 本コンテンツは抜粋元書籍の発行時点における内容をもとにしています.発行時点から「申請,審査,選考日程」および「採用後の遵守事項等」が一部変更されているそうです.変更点は日本学術振興会HPの申請手続きに関するページをご参照ください.
目指せ、学振特別研究員! 目次
- 【第1回】学振特別研究員とは?概要から採択までの流れ (2018/03/23公開)
- 【第2回】申請書を書く ポイント① (2018/04/06公開)
- 【第3回】申請書を書く ポイント② (2018/04/13公開)
- 【第4回】採用者の声「C村くんの三度の学振特別研究員への挑戦」 (2018/05/11公開)
本コーナーの内容は『科研費獲得の方法とコツ 改訂第5版』(2017年8月発行)から抜粋したものです.記載内容は発行時点における最新情報に基づき,正確を期するよう,最善の努力を払っております.しかし,本記事をご覧になる時点において記載内容が予告なく変更されている場合もございますのでご了承ください.