この度，レジデントノート通巻150号を記念し，研修医の皆さんにご登場いただき，座談会を開催しました．大西弘高先生の司会のもと，研修１年目・２年目の先生方に自由な雰囲気で語っていただきました．本誌の一部をこちらでご紹介いたします．

プロフィール

※ご所属と年次は座談会を収録した2011年11月時点のものです

司会 大西弘高（東京大学医学教育国際協力研究センター） 興味のある分野：地域医療や家庭医療とそこで働く医療専門職の教育 趣味：ときどきテニスをするのが楽しみです． 「若いときの苦労は買ってでもせよ」，まさに研修医に当てはまる言葉だと思います．将来に続くいい経験をしてください！

井上稔也（洛和会音羽病院２年目研修医） 興味のある分野：救急，臨床留学 趣味：格闘技，ダイビング，酒 「何でも診られる」だけでなく，患者，家族，スタッフみんなが幸せになれるような救急医療を目指していきたいと思います．

平池勇雄（東京大学医学部附属病院２年目研修医） 興味のある分野：システムバイオロジー，分子生物学 趣味：他分野の読書（主に数学，科学哲学など） いろいろな先生方とお話する機会を得て，大変刺激を受けました．将来は糖尿病内科に進んで主に基礎研究に取り組むつもりですが，臨床についても研鑽を続けていく所存です．

児玉泰介（水戸協同病院１年目研修医） 興味のある分野：臨床の現場を舞台にした教育および研究 趣味：医学書漁り 医療の発達した現代において身体診察の研鑽は患者さんへの関心が原動力です．アート＆サイエンス．今日も上司たちの眼が輝いています．

大旗彩子（佐久総合病院１年目研修医） 興味のある分野：血液腫瘍内科，地域医療，プライマリケア 趣味：ソフトボール，自然散策 研修医はできないことが圧倒的に多く，意図せずとも迷惑ばかりかけてしまいますが，そんな今だから感じる「至らなさ」を大事に，人として，医師として成長していきたいです．