今号では「受容体研究の最前線」と題して,竹縄忠臣先生に特集をご企画いただきました.現在の受容体研究の動向や,最新のトピックスを紹介しております.また,ご企画の竹縄先生に全体の解説,ならびに用語解説をお願いし,更に各レビューの巻頭に,キーワードや略語を新しく掲載いたしました.皆様のご理解の一助になればと思います.
目次
特集
受容体研究の最前線
企画/竹縄忠臣
受容体研究の展望【竹縄忠臣】
Ⅰ.受容体の特徴―活性と分子構造
アドレナージック受容体―その分類と共軛反応【岡 源郎】
アセチルコリン受容体の活性と分子構造【葛西道生】
チロシンキナーゼとしてのインスリン受容体【春日雅人】
EGF(上皮成長因子)受容体と癌遺伝子産物【秋山 徹】
神経伝達物質の生理作用と受容体の細分類【後藤勝年】
プロスタグランジン,ロイコトリエンの受容体【清水孝雄】
LDLの受容体の構造とその異常により惹起される家族性高コレステロール血症の解析【北 徹】
Ⅱ.受容体病と薬物治療
受容体病【折茂 肇】
胃潰瘍とH₂レセプター【松尾 裕】
β遮断薬の降庄作用機序【仲澤幹雄/今井昭一】
血小板活性化因子(PAF)と阻害剤【本間 浩】
Ⅲ.受容体と情報伝達システム
アデニレートシクラーゼとN蛋白質【徳光幸子/宇井理生】
情報伝達とカルシウムシグナル【長尾清治/野沢義則】
情報伝達システムとしてのチロシンキナーゼ活性【岩下新太郎】
トピックス
CURRENT TOPICS
Arg-Gly-Asp配列を介した細胞接着機構をめぐる最近の話題【鈴木信太郎】
DNA複製酵素DNAポリメラーゼαの実体?【塩田正樹】
鎌状赤血球―特に膜の異常について【堀内一美/浅倉稔生】
条件反射のメカニズム【宮下保司】
連載
バイオテクノロジー実験講座 第Ⅰ部 遺伝子工学:Genomic DNAクローニング【藤田 篤/榊 佳之】
海外研究所紹介
ラ・ホヤ癌研究財団―分子レベルでの癌の解明を目ざして【山口 祐】
学会・研究会レポート
模索するレトロウイルス研究-Cold Spring Harborシンポジウムに参加して【山本 雅】
第14回米国光生物学会に参加して【森 俊雄】
毒性学の争点
新しい毒性試験法【小野 宏】
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- 【本書名】実験医学:受容体研究の最前線
- 【出版社名】羊土社
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項目 |
費用 |
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第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
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| 第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+870円 |
| 第2地帯(ヨーロッパ) |
+870円 |
| 第3地帯(アフリカ、南米) |
+1130円 |
| EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1400円 |
| 第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
| 第2地帯(ヨーロッパ) |
+2200円 |
| 第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
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