今月は「神経伝達物質の新しい展開」と題して,神経ペプチドの登場により,その概念が変わってきた神経伝達物質を,井村裕夫先生のご企画で特集いたしました.構造と機能との関係が注目されている受容体についても,最近の知見をまとめていただきました.多くの角度から神経伝達物質の研究の現状をお伝えいたします.
目次
特集
神経伝達物質の新しい展開―構造・作用・受容体・情報伝達
企画/井村裕夫
神経伝達物質―最近の進歩【井村裕夫】
ムスカリン様アセチルコリン受容体【水島 淳/内田修次/周 暁明/吉田 博】
モノアミンレセプター【瀬川富朗】
GABAレセプターとグルタミン酸レセプター【栗山欣弥】
新しい神経ペプチド
タキキニン系ペプチド【児島将康/南野直人/松尾壽之】
オピオイドペプチド【猪木令三】
VIPとPHI【加藤 讓/井上達秀】
心房性ナトリウム利尿ポリペプチド【伊藤 裕/中尾一和/井村裕夫】
PYYとNPY【矢内原千鶴子】
副腎皮質刺激ホルモン放出因子と成長ホルモン放出因子【芝崎 保】
神経伝達物質研究の新しい展開
生化学的アプローチ【矢内原 昇】
分子生物学的アプローチ【塚田俊彦】
形態学的アプローチ【大黒成夫】
神経伝達物質と神経変性疾患―ヒ卜脳の分析におけるポリシーについて【金澤一郎】
トピックス
CURRENT TOPICS
トランスジェニックメダカの作成とその意義【尾里建二郎】
日本脳炎ウイルス遺伝子の全塩基配列の解析【五十嵐章/住吉日出夫】
個体発生における父親と母親由来遺伝子の不等性【丹羽太貫】
コラーゲン・ゲルを用いた新しい細胞培養法【榎並淳平】
鶏卵法の抗癌剤感受性試験への応用【佐々木琢磨】
連載
バイオテクノロジ一実験講座
<第Ⅰ部 遺伝子工学>哺乳動物細胞用発現ベクターの作製【延原正弘】
海外研究所紹介
UCLA Jerry Lewis神経筋研究センター―多分野多人種の研究者グループ【城所良明】
学会・研究会レポート
第16回アメリカ神経科学会ショートコースに出席して:神経系の機能の画像化―神経細胞生物学への光学的手法の応用【工藤佳久】
第1回輸液・微量栄養素研究会より:長期静脈栄養法での新たな問題【高木洋治】
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- 【本書名】実験医学:神経伝達物質の新しい展開
- 【出版社名】羊土社
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+300円 |
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第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+680円 |
| 第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+870円 |
| 第2地帯(ヨーロッパ) |
+870円 |
| 第3地帯(アフリカ、南米) |
+1130円 |
| EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1400円 |
| 第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
| 第2地帯(ヨーロッパ) |
+2200円 |
| 第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
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