改訂第2版 これだけは知っておきたい医療禁忌〜診察・投薬・処置時の禁忌事項の根拠と対策
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改訂第2版

これだけは知っておきたい医療禁忌

診察・投薬・処置時の禁忌事項の根拠と対策

  • 三宅祥三/監,長田 薫/編
  • 2007年03月19日発行
  • A5判
  • 204ページ
  • ISBN 978-4-7581-0624-5
  • 定価:3,200円+税
  • 在庫:あり
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※本書の正誤表はこちらをご参照下さい.

「知らなかった」では済まされない日常診療の禁忌事項を解説. 根拠,代替療法,ピットフォールも載っているのでよくわかる!診察, 検査, 投薬, 処置など各シーン別の分類と1項目1ページの見やすい誌面.

目次

序章 医療人としての禁忌事項

  • はじめに:医師は医療人としての心構えを忘れてはならない
  • 医師は患者と同じ目線で話をしなければならない
  • 医師は言動や口調に注意しなければならない
  • 医師は身だしなみや振舞いにも注意しなければならない
  • 女性医師はお化粧や服装に関する気配りも忘れてはならない

第1章 内科系・外科系の医療禁忌事項

1 外来診察時の禁忌事項

  • 発熱・発汗の患者さんを診察する場合,頸部の触診を忘れてはならない
  • 脈拍数が正常なだけで,甲状腺機能亢進症を否定してはならない
  • fT3,fT4高値,TSH低値のみで甲状腺機能亢進症と診断しメルカゾールRを開始してはならない
  • 頭痛の患者さんを診察する時には急性緑内障発作の鑑別を忘れてはならない
  • リンパ節腫大の患者さんにむやみにアンピシリンを処方してはならない
  • 胸痛が持続する場合,心電図に異常がなくても心筋梗塞を否定してはならない
  • 胸痛が持続する場合,胸部単純X線写真に異常がなくても,胸部解離性大動脈を否定してはならない
  • 背部痛・腰痛患者の鑑別では大動脈解離を忘れてはならない
  • 腹痛の患者さんの診察時に,腹部立位X線写真のみで消化管穿孔なしと判断してはならない
  • 高齢者の腹痛では下血の自覚症状がなくても虚血性大腸炎の鑑別を忘れてはならない
  • 疼痛の診察時には皮疹の有無を確認しなければならない
  • 発症間もない糖尿病では膵臓癌の鑑別を忘れてはならない
  • ベイスンR,グルコバイR,セイブルR内服中の低血糖時には単なる糖質摂取を指示してはならない
  • 糖尿病網膜症の有無を確認せず急激に高血糖を改善してはならない
  • 麻疹・水痘の初感染が疑われる患者さんを一般病室に入院させてはならない
  • リウマチ反応陽性や抗核抗体陽性のみで,関節リウマチや膠原病と診断してはならない
  • ZTT・TTT高値だけから慢性の肝障害と診断してはならない
  • 若年のうつ状態の患者さんをうつ病と即断して抗うつ薬を開始してはならない

2 処方時の禁忌事項

  • 感染性腸炎が疑われる患者さんに強力な下痢止めを投与してはならない
  • 牛乳アレルギーの患者さんの下痢にラックビーRを投与してはならない
  • 薬剤アレルギーの問診をせずに,消炎鎮痛薬や抗生物質を投与してはならない
  • アルサルミンRとニューキノロン系抗菌薬の併用には注意しなければならない
  • 消炎鎮痛薬とニューキノロン系抗菌薬の併用には注意しなければならない
  • 緑内障の患者さんにセルシンR,アモバンRなどを投与してはならない
  • 高齢者に高容量のドグマチールRを投与してはならない
  • 胃潰瘍の患者さんに消炎鎮痛薬を長期投与すべきではない
  • 高脂血症の患者さんにメバロチンRとクロフィブラートの併用は禁忌である
  • 高脂血症薬で劇症肝炎を来たす場合がある事を忘れてはならない
  • チクロピジン内服開始後2ヵ月は定期的な血液検査を忘れてはならない
  • 尿酸排泄薬で劇症肝炎を来たす場合がある事を忘れてはならない
  • 血液透析療法中の患者さんにアルサルミンRの長期投与は禁忌である
  • 狭心症の患者さんにカフェルゴットRを処方してはならない
  • 緑内障の患者さんにリスモダンRを投与してはならない
  • グレープフルーツと同時内服注意の薬剤があることを忘れてはならない
  • 鉄剤服用時に厳しいお茶の飲用制限をする必要はない
  • 複数の甘草含有漢方製剤を同時期に長期併用してはならない
  • 出血傾向の有無を確認せずに少量のアスピリンを投与してはならない
  • ワーファリン内服中の患者さんに,安易に消炎鎮痛剤を処方してはならない"
  • ワーファリン内服中は青汁などのビタミンK含有の健康食品,サプリメントの摂りすぎに注意の指導を忘れてはならない
  • カフェイン過敏症の患者さんにテオドールRを投与してはならない
  • ウイルス疾患の既往を確認せず,ステロイドを投与してはならない
  • 喘息の患者さんにむやみに鎮痛解熱薬を処方してはならない
  • 狭心症が疑われる患者さんに安易にペルサンチンRを投与してはならない

3 検査に関する禁忌事項

  • 誤嚥しやすい患者さんにガストログラフィンやバリウムを用いた上部消化管造影検査を行ってはならない
  • 消化管穿孔が疑われる患者さんにバリウム造影を行ってはならない
  • 内視鏡検査・治療を指示するときに抗血栓療法の有無の確認を怠ってはならない
  • 上部消化管内視鏡検査を仰臥位で行うべきではない
  • 中毒性巨大結腸症(toxic megacolon)では大腸内視鏡は禁忌である
  • ビリルビン高値の患者さんに点滴静注胆嚢胆管造影(DIC)検査を行ってはならない
  • 急性閉塞性化膿性胆管炎(AOSC)に対し,胆管内に造影剤を大量に入れてはならない
  • 腎障害の有無を確認せずに造影CT検査を行ってはならない
  • ペースメーカー移植術後の患者さんにMRIの検査を行ってはならない
  • 閉塞隅角緑内障の有無を確認せずにブスコパンRを投与してはならない
  • 前立腺肥大の有無の確認をせずにブスコパンRを投与してはならない
  • 気管支鏡検査時に粘膜下の腫瘤を安易に生検してはならない
  • 喀血後の気管支鏡検査時にむやみに凝血塊を吸引してはならない

4 処置・手術に関する禁忌事項

  • 脳梗塞の急性期に血圧を下げてはならない
  • 発作性心房細動ではWPW症候群の確認をせずにジギタリスやワソランRを投与してはならない
  • 血圧高値の患者さんにアダラートR舌下による急速降圧をはかってはならない
  • アスピリンやワーファリンRを中止しないまま観血処置を行ってはならない
  • モルヒネ投与中の患者さんにソセゴンRを投与してはならない
  • 頭蓋内圧亢進の患者さんにソセゴンRを使用してはならない
  • 胃瘻栄養患者では,投与開始時の瘻孔・カテーテルチェックの方法を指導せずに在宅へ帰してはならない
  • 総胆管結石の患者さんの疼痛にペンタゾシン(ソセゴンR)を使用してはならない
  • 高齢者の便秘に安易に浣腸を行ってはならない
  • "イレウス患者に頻回な鎮痛薬投与,減圧処置のみで経過を診てはならない"
  • 大量腹水のある患者さんにPTBDを行ってはならない
  • 外傷創の治療に際して創を消毒してはならない
  • 外傷創を乾燥させてはならない
  • 太い動脈を結紮切離する際は二重結紮をしなければならない
  • 短くて太い静脈を結紮切離する場合,単純に結紮を行って切離してはならない
  • 大腸閉塞が疑われる患者さんにニフレックRを用いた大腸前処置をしてはならない
  • 胃泡音だけを確認して,栄養剤を経鼻胃管から注入してはいけない
  • 短時間に大量の胸水を排液してはならない
  • 胸腔ドレーンからのエアリーク消失のみで気胸改善と判断してはならない
  • 慢性呼吸不全が疑われる患者さんにむやみに酸素投与を行ってはならない
  • 手術の合併症の説明で過度の恐怖感を与えてはいけない
  • 事前に手術野をマーキングせずに手術室に入ってはならない
  • 主治医が手術室に入室する前に全身麻酔を開始してはならない
  • 手術後長時間臥床状態の患者さんを医師の立ち会いなく歩行させてはならない
  • 上大静脈症候群の患者さんに上肢から点滴を行ってはならない

5 注射・ 輸血に関する禁忌事項

  • 高濃度のブドウ糖含有液を末梢から点滴するには注意が必要である
  • カリウム製剤投与時には,濃度や点滴速度に注意しなければならない
  • ジギタリス投与中の患者さんにカルシウム製剤を静注してはならない
  • 痙攣の既往のある患者さんにチエナムRを点滴する際には充分注意しなければならない
  • メイロンRとカルチコールRを同一ルートで点滴してはならない
  • メイロンRとリドカインを同一ルートで点滴してはならない
  • 重症の低ナトリウム血症を急速に正常化させてはならない
  • 高度の血小板減少状態では筋肉注射の指示を出してはならない
  • 高齢者にアミノグリコシド系抗生物質を長期投与してはならない
  • 高カロリー輸液中にビタミンB1を補充し忘れてはならない
  • 食事摂取不良で長期抗生物質投与中のときには,ビタミンKの補充を忘れてはならない
  • 急性出血以外の重症貧血の患者さんに,短時間に大量輸血をしてはならない
  • 5%グルコースやソリタT3GRなどと同時に同じラインで赤血球輸血をしてはならない
  • 播種性血管内凝固症候群(DIC)の確認をせずに血小板輸血を行ってはならない
  • HBVの確認をせずに免疫抑制薬や抗癌剤の治療を行ってはならない

第2章 整形外科領域の医療禁忌事項

1 外来診察時の禁忌事項

  • レントゲン写真を見て,“骨折なし”と断言してはならない
  • “坐薬のNSAIDsは胃潰瘍,十二指腸潰瘍を起こさない”と考えてはならない
  • 漫然と骨粗鬆症薬を投与し続けてはならない
  • 発熱を伴う関節痛や腰背部痛を,高熱による関節痛と判断してはならない
  • 腰痛を主訴とする患者さんに腰椎周辺だけを調べてはいけない
  • 急性腰痛症に長期安静を指示してはならない
  • 悪臭を伴う創を消毒と抗生物質投与のみで経過をみていてはならない
  • 小児の関節腫脹のない肘関節痛を肘内障と判断してはならない
  • "筋性斜頸,先天性股関節脱臼を生下時から積極的に治療してはならない"
  • 両下肢麻痺をみて原因が腰椎にあると考えてはならない
  • 骨折を単なる外傷と判断してはならない
  • "尿閉に対して,導尿のみで診療を終わらせてはならない"

2 外来処置に関する禁忌事項

  • 骨折や脱臼の徒手整復を何回も反復してはならない
  • 前腕骨折では肘と手関節に注意しなければならない
  • 骨折後ギプス装着後の痛みを骨折による痛みと判断してはならない
  • 汚染された創を閉じてはならない
  • 外傷による四肢の出血に際して,近位部を長時間圧迫してはならない
  • “手指が動くので腱に異常なし”と判断してはならない
  • アキレス腱断裂をすべて手術してはならない

3 手術に関する禁忌事項

  • 全身的チェックをしないまま手術をしてはならない
  • 左右を間違えて手術してはならない
  • 腰椎麻酔では,髄液の逆流を確認せず麻酔薬を注入してはならない

第3章  小児科領域の医療禁忌事項

1 処方時の禁忌事項

  • 発熱時に安易に解熱薬を使用してはならない
  • 咳に対して強力な鎮咳薬を使用してはならない
  • 十分な説明なしにタミフルR(オセタミビル)を処方すべきではない
  • "テオフィリン使用時には,安易に併用薬を処方してはならない"
  • 食物アレルギーを確認せずに薬剤を処方してはならない
  • 6ヵ月以下の乳幼児の下痢にロペミンRを使用してはならない
  • 2歳以下の乳幼児に点鼻薬トークRやプリビナRを使用してはならない
  • 8歳以下の幼児に安易にテトラサイクリンを使用してはならない

2 診断時の禁忌事項

  • 発熱と痙攣の患者さんを熱性痙攣と即断してはならない
  • 腹痛・嘔吐を胃腸炎や周期性嘔吐症や「吐く風邪」と即断してはならない

3 外来処置に関する禁忌事項

  • 脱水と判断しても無条件に急速大量輸液を開始してはならない
  • 不自然な外傷などで児童虐待を疑ったら,家に帰してはならない
  • タバコ誤飲の乳幼児に対して,親の教育目的のために胃洗浄を行ってはならない
  • [Memo 1]小児科での面接・診察で注意すべき点
  • [Memo 2]親に対して言ってはいけない言葉・態度

第4章  産婦人科領域の医療禁忌事項

1 外来診察時の禁忌事項

  • 幼女や性交経験のない女性に不用意な内診を行ってはならない
  • 骨盤内炎症の疑われる患者さんに子宮鏡は禁忌である
  • 性器ヘルペスやカンジダ膣外陰炎の患者さんに副腎皮質ステロイド軟膏は禁忌である
  • 子宮内膜症や子宮筋腫の患者さんにエストロゲン製剤単独の投与は禁忌である
  • 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の患者さんに利尿薬やhCGの投与は禁忌である

2 妊娠時の検査・処方に関する禁忌事項

  • 正常妊娠の妊婦にゾンデ診,子宮内膜検査,子宮鏡,骨盤CTなどの検査は禁忌である
  • 妊娠4週〜15週末の妊婦に催奇形性のある薬剤投与は禁忌である
  • 妊娠中に麦角剤の投与は禁忌である
  • 妊娠後期に非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)の連用は禁忌である
  • 子宮内感染が疑われる妊婦に子宮収縮抑制は禁忌である

3 分娩に関する禁忌事項

  • 骨盤位分娩の第一期に人工破膜は禁忌である
  • 骨盤児頭不均衡(CPD),前置胎盤,胎児仮死の場合,分娩誘発は禁忌である
  • 帝王切開や弛緩出血処置の際の麻酔にフローセンRは禁忌である

4 処置・手術に関する禁忌事項

  • 卵巣癌の疑いがある場合に嚢胞内穿刺は禁忌である
  • 良性卵巣腫瘍の場合,両側卵巣摘出は原則禁忌である

付 録

  • 付録1 投薬前の注意事項リスト
  • 付録2 救急時の処置で注意が必要な事項
  • 付録3 間違えやすい薬のリスト
  • 付録4 医療事故・安全対策に関するURL

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