大学の医学部の講義の中では「臨床医か臨床以外か」といったような形でしか将来のキャリアをとらえることができていないように感じていました。そんな中で、医師免許取得後に具体的にどのような進路に進んでいったかや、若手医師・医学生に向けてのメッセージなどすぐに役立つようなアドバイスも多く書かれていたこの本を読み、医師免許取得後の多様な働き方をイメージしやすくなったと感じています。

また、キャリアに迷った際、これまでは他に同様の働き方をしている人がいないかをインターネットなどで検索して探していましたが、今後は本などでも情報収集してみようと思うようになりました。

医学生で、臨床以外の進路にはどのようなものがあるのかなんとなくイメージしづらいと考えている方には特に読んでみてほしいです。
進路に迷った際には、また読み返そうと思います。