薬学生のためのデータサイエンス・AI入門〜事例・演習を通して、これからの医療に役立つ知識・考え方を身につける

薬学生のためのデータサイエンス・AI入門

事例・演習を通して、これからの医療に役立つ知識・考え方を身につける

  • 木下 淳,酒井隆全/編
  • 2026年01月29日発行
  • A5判
  • 262ページ
  • ISBN 978-4-7581-2939-8
  • 4,180(本体3,800円+税)
  • 在庫:あり
本書を一部お読みいただけます

1-1 コンピューターに何かをしてもらうには,専用の言語が必要 〜Python基礎

(やってみよう)患者のNSAIDs使用状況を解析してみる

ここでは,模擬患者データを使って,対象患者のNSAIDs使用状況を解析してみます.今回の調査対象薬は,ロキソニン錠60 mg,ロピオン静注50 mg,モーラステープ20 mg,ロルカム錠2 mg,セレコックス錠100 mg,ボルタレン錠25 mg,ボルタレンサポ25 mgです.

 

⓪ 事前準備

まずは解析用のCSVファイルをGoogleドライブにマウントする準備として,「data_problem.csv」をGoogleドライブに保存してください.Googleドライブへの保存の際は,本書で使用する解析用模擬データがまとめてある「pharm_ds」というフォルダを,そのままGoogleドライブに保存しましょう(本書で使用するPythonコード,演習用解析データのダウンロードはp.10を参照してください).

 

① Googleドライブのマウント(インポート)

Googleドライブに保存した解析用CSVファイルを使うため,Google ColabにGoogleドライブをマウント(インポート)します.Google Colabへのマウントを許可するかどうか聞かれると思いますので,「許可」や「続行」をクリックして進めてください.

 

 

② ライブラリのインストール

必要なライブラリをインポートします.インポートがうまくいった場合は,何も出力されません.うまくいかなかった場合は,エラーメッセージが表示されるはずです.

 

③ 解析用データの読み込み

Googleドライブに保存した解析用CSVファイルを読み込みます.

pandasをインポートしているので,表形式のデータを取り扱うことが可能になっています.また,データをklistとして定義し,表示(display)指示を出しています.

 

 

 

④ データの形式を見てみましょう

取り扱うデータがどんなデータか見てみましょう.データフレームの形状はshape,データが入っているセルの数はsize,列の名前を取得する場合はcolumnsをそれぞれ出力指示printの後に指示します.なお,先にデータをklistとして定義しているので,klistの何を表示するか指示しています.

 

 

⑤ 対象者の基礎統計量を計算してみましょう①

今回の解析データに含まれる患者の平均年齢,平均体重,それぞれの標準偏差を計算してみましょう.

 

 

書籍概略はこちら
薬学生のためのデータサイエンス・AI入門〜事例・演習を通して、これからの医療に役立つ知識・考え方を身につける

薬学生のためのデータサイエンス・AI入門

事例・演習を通して、これからの医療に役立つ知識・考え方を身につける

  • 木下 淳,酒井隆全/編
  • 4,180(本体3,800円+税)
  • 在庫:あり