実験医学 1997年7月号 Vol.15 No.10

細胞骨格・細胞接着と蛋白リン酸化

  • 稲垣昌樹/企画
  • 1997年06月20日発行
  • B5判
  • 89ページ
  • ISBN 978-4-89706-742-1
  • 1,980(本体1,800円+税)
  • 在庫:なし
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今号では細胞骨格,細胞接着の制御について,ダイナミックな細胞内シグナル伝達のひとつであるタンパク質リン酸化反応との関連に焦点を当て,愛知県がんセンターの稲垣昌樹先生にご企画をいただき,最先端の研究成果について特集いたしました.

目次

特集

細胞骨格・細胞接着と蛋白リン酸化
そのダイナミックな細胞内反応に迫る
企画/稲垣昌樹
<序にかえて>タンパク質リン酸化反応による細胞骨格と細胞接着の制御【稲垣昌樹】
低分子量Gタンパク質Rhoとその標的タンパク質による細胞骨格と細胞接着の制御機構【深田優子/木村一志/貝淵弘三】
タイトジャンクション形成とオクルディンのリン酸化【榊原 明】
ミオシンリン酸化による細胞運動の制御【池辺光男】
β–カテニン,APC,DLGの機能とリン酸化【秋山 徹】
膜骨格タンパク質アデュシンの機能とその制御機序【松岡洋一郎/Vann Bennett】
CFキナーゼ(分裂溝キナーゼ)と細胞質分裂 リン酸化による中間径フィラメント構築の制御【小迫英尊/稲垣昌樹】

トピックス

CURRENT TOPICS
シナプス特異的GDP–GTP交換因子 -Still lifeタンパク質【曽根雅紀】
コンディショナル遺伝子ノックアウト法を用いた記憶学習機構の解析【Joe Z. Tsien】
局所産生されたFasリガンドによる抗腫瘍効果【清野研一郎】

連載

クローズアップ実験法
新しい未知遺伝子検索法-ESD法【鈴木 豊】
WIDE VIEW
臍帯血幹細胞移植 注目される新たな造血幹細胞移植法【生田孝一郎】
海外留学アラカルト
アメリカの大学院にチャレンジ!!【東原和成/東原奈美】
生命科学者になるための10か条
第6条-旅をしよう【柳田充弘】
研究室の小さな生きものたち
再生能力No.1のプラナリアと遊ぶ【渡辺憲二】
ラボレポート
Catch a big fish-Nigel Holder研究室(King’s College London)【塩見健輔】

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  • 【本書名】実験医学:細胞骨格・細胞接着と蛋白リン酸化
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