実験医学フェア
2023年5月〜
羊土社と言えば「実験医学」
月刊誌だけでなく「実験医学 増刊号」や「実験医学 別冊」など「実験医学」の名を冠した書籍が羊土社には多数あります。
その中から「実験医学 編集部」が思い入れのある「思い出の実験医学」を選びました。
ぜひお近くの書店でその想いや書籍に触れてください!
フェア開催書店が決まりましたら、こちらのページでご紹介いたします。
実験医学の好評連載をまとめた単行本.大学院生の頃,チップを洗って再利用するほどの節約生活をしていた自分でも「知らなかった/知りたかった」知恵が満載です.
実験医学の好評連載をまとめた単行本.2015年の出版ですが,データサイエンス花盛りのいま読んでこそわかり味の深い,一種の預言書です.装丁にもこだわっています.
手前味噌で恐縮ですが,老化関連の書籍の企画を考える時にとても参考になりました.初学者が通説を大まかに知るのに便利です.引用文献にはPMIDが付されていてPubMedで検索しやすいのも嬉しいです.
著者が平易さと丁寧さにこだわって何度も推敲を重ねた渾身の一冊です.新人の頃に必死に制作を担当した書籍ですが,書きぶりがやさしくわかりやすくて入門や学び直しに最適です!
近年はより特異性が高いものや低分子のものが登場しております.医薬品としてはもちろんですが,基礎研究を行う上でも活用の可能性が広がった抗体の知識がつまっています.
免疫系は登場する細胞が多く複雑になりがちですが,全体像を俯瞰できる概念図と遊び心もある豊富なイラストでわかりやすくまとめられていて,読みやすいです.「もっとよくわかる!」シリーズの次の本を作るために読んでいて良い本だなと感じたので選びました.
自分が新人研修のなかで出した改訂の提案がいつの間にか実現し,その制作担当に任命されるという,縁を感じた一冊.(自分が改訂の提案をしていたことは上司に教えてもらうまですっかり忘れていました)
手乗りサイズのシークエンサーがあること自体,この本を担当するまで知らず……まさに常識破りな技術にとても驚かされました.最近は精度がかなり向上しており,ぜひ本書を片手に挑戦していただければ幸いです.
入社して1年目に担当した雑誌の特集の影響で大の再生医療研究びいきです。それから15年後に企画したのが本書。幹細胞から小さな組織が作られるとは隔世の感があります。
学生時代,研究室にリアルタイムPCRが導入され,ふたつ前の旧版を愛読していました.原理からしっかり解説されていて,戸惑うことなく実験できたことをよく覚えています.
画像解析の現場から寄せられた100近くの疑問や悩みを個別に回答されていて,Qを見るだけでも参考になります(学生時代にぜひとも欲しかった1冊..)
大学院で研究していたときの自分にこんな技術があることを知らせたら泣いて喜んだと思います.この技術でこんなこともわかるのでは?とワクワクしながら企画しました.
自分が大学院生のときにこんな本あったらよかったなと思う一方で,そう考える人はどれだけいるのだろうかと不安を持ちながら作りました.結果,たくさんの人に手に取っていただき,同じ悩みを持つ人がたくさんいたことを知ったときは最高に嬉しかったです.
東京
【購買部】5月の書籍フェアです。
— 東京医科歯科大学生協 (@tmducoop) May 9, 2023
「実験医学フェア」 羊土社様の雑誌「実験医学」の別冊、増刊を揃えております。何と創刊号も展示中!(中身は見られません。ごめんなさい...) 6/20迄。
「医療統計+論文フェア」金原出版/金芳堂/中外医学社/南江堂/南山堂/羊土社 各社様共同フェアです。5/末迄。 pic.twitter.com/vOeB2EITrv