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症例一覧

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公開中症例1

症例1《57歳 女性》

本日早朝から心窩部のチクチクする痛みがあり朝食は摂っていない。段々と痛みが強く持続性となってきた。胃洗浄では血性成分は見られなかった。

公開中症例2

症例2《79歳 女性》

昨日より臍周囲の痛みがあり徐々に増強してきた。39℃台の熱発と悪寒戦慄が出現したため救急室を受診した。

公開中症例3

症例3《54歳 女性》

昨夕方頃より徐々に右側腹部に痛みが出現した。歩くだけでお腹に響くようになり受診した。嘔気や嘔吐は見られない。

公開中症例4

症例4《76歳 男性》

夕方から体がだるかった。深夜2時に腹痛と嘔吐のためトイレに行きそのまま倒れた。早朝6時に発見され救急搬送となった。

公開中症例5

症例5《89歳 女性》

右腹に手をあて痛がっている様子であるが認知症のためよくわからない。嘔吐も出現してきたため本院を受診した。

会員限定症例6

症例6《42歳 男性》

左下腹痛を訴えて来院した。超音波検査で小腸閉塞が疑われCT検査を実施した。

会員限定症例7

症例7《50歳 男性》

数日来下痢気味であった。心窩部痛が次第に増強し下腹部に移動してきたため受診した。右下腹部に反跳痛を伴う圧痛あり。

会員限定症例8

症例8《73歳 男性》

食欲不振と腹痛のため2週間前から食事が摂れず酒だけ飲んでいた。ここ数日は痛みが強くなり酒も受け付けなくなったため受診した。

会員限定症例9

症例9《80歳 女性 》

畑仕事をしていたところ急に下腹が痛くなった。腹部が張る感じで、いままでに経験したことのないほどの痛みとなった。

会員限定症例10

症例10《68歳 男性》

夜間に突然の左下腹部痛を感じた。朝になっても治まらないため受診した。腹部全体に反跳痛があり38℃の熱発がある。魚が好物で骨まで食べる。

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プロフィール

堀 晃(ほり あきら)
昭和32年 福岡県生まれ
昭和57年 鹿児島大学医学部放射線医学教室 入局
平成5年~18年 沖縄県立中部病院放射線科
平成19年 北部地区医師会病院放射線科
著書
共訳
「救急・当直に役立つ画像診断マニュアル」(メディカル・サイエンス・インターナショナル社)
分担執筆
「救急の画像診断とIVR」(南江堂)
「実践 外傷初療学」(永井書店) など
メッセージ
カンファレンスで緊張したとき,デートの約束時間が迫って焦っているとき,恋人と喧嘩別れして腹立ち落ち込んだとき,心が乱れていると読影も冴えない結果に終始することは画像診断にかかわった者なら皆実感したことだろう.
デジタル画像配信が一般的となった今日ではもう昔話となるが,フィルムが現像処理を必要としていた当時には,フィルムが乾く間も待てずに読影することを wet reading と呼んでいたらしい.現在では撮影された端からCT操作卓のモニターに次々と現われる画像を衆人環視のなかで読影する(させられる?)行為が wet reading に相当すると思われる.『どのような状況でも平常心で画像に臨めるように鍛錬するのも読影のコツ』と言ってしまえば先達顔に過ぎるが,『読影は画像を鏡として自己とも向き合う修行の場』などと嘯きながら,老師の心境を目指して精進したいものである.
羊土社会員
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