トップページ
>
本誌のご案内
>
2005年7-8月号
> Bio News
(6月20日発行)
2005年7-8月号
(Vol.5 No.4)
定価 2,625円(税込)
前号<<
>>次号
・
特集
■ プロトコール
プロテオーム研究なるほどQ&A
RNAi実験UPDATE
最新蛍光イメージング活用術
細胞・組織の形態観察と解析のテクノロジー
■ テクノロジー・ニュース
・
テクノ・トレンド
・
Bio News
■ ビジネス&パーソン
・
インタビュー
・
バイオベンチャー徹底検証
・
産学連携時代の共同研究術
■ コラム
・
研究室でお夜食を
・
喜怒脳楽
・
シリコンバレー春夏秋冬
■ 製品・サービス情報
・
掲載広告一覧
Bio News
[工学]マイクロフルイディクスを用いた発生生物学研究
養王田 正文
高等生物にはさまざまな器官があり,その位置は正確に決まっている.その位置情報はモルフォゲン(形態形成因子)とよばれる分泌性の情報因子の濃度勾配で決定されている.モルフォゲンの合成速度はさまざまな条件で変化するので,生物にはこれらの変化に対応する補償システムが存在すると考えられているが,その正体は明らかになっていない.
[バイオインフォマティクス]研究の産業構造
有田正規
これまで,自然界のネットワークは軒並みスケールフリー性をもつと喧伝されてきた.インターネットから,伝染病の感染経路,タンパク質や代謝ネットワークまでスケールフリーとされている.しかし驚くべきことに,このスケールフリーという言葉,ネットワークにおける正確な定義がなされていない.文字どおりに考えると,スケールに依存しないのだからネットワークを巨視的に見ても微視的に見ても同様の構造が観測できることを意味するはずである.
[ナノテクノロジー]量子ドットが切り開くナノフォトダイナミック療法
村上義彦
半導体を構成する原子が数百個から数千個集まったナノ粒子である量子ドットは,極めて魅力的な性質を兼ね備えている.従来の有機系の蛍光色素に比べて,輝度が高く,光退色を起こしにくい.さらに,結晶の大きさを変えることで,量子ドットが発する光の波長を紫外域から赤外域まで自在に制御することが可能である.特に,発光スペクトルの幅が狭いため,さまざまな標的物質を同時に可視化する際の有用なプローブとなる.
[バイオビジネス]バイオベンチャーの業績に一喜一憂?
坂井知倫
2005年も上半期が終わろうとしている.2005年上半期のバイオベンチャーの株式市場の評価は厳しかった.2005年上半期に株式公開を果たしたバイオベンチャーは,メディシノバ・インクと(株)エフェクター細胞研究所の2社であったが,新規公開株の人気を表わす初値騰落率は,2003年に公開したバイオベンチャーの平均値が100%台,2004年に公開したバイオベンチャーの平均値が30%台であったのに比較すると低調であった.
※「Bio News」については
こちら
をご覧下さい
■
書籍購入について
■
広告掲載について
■
キーパーソン
■
バイオ研究リンク集
■
バイオキーワード集
■
求人情報
■
セミナー情報
■
メールマガジン
(C)
YODOSHA CO., LTD.
All Rights Reserved.