実験医学2010年12月号特集 「代謝と老化・寿命を結ぶ サーチュイン研究の最前線」

本コンテンツは実験医学別冊「トップサイエンティストの英語を聴く!-サーチュインに魅せられた研究者たち-」として単行本化いたしました(2011年12月16日発行).

サーチュイン創薬の最前線 -バイオベンチャー成功の鍵-

George P. Vlasuk , Ph.D.
Sirtris Pharmaceuticals, a GSK company Chief Executive Officer

実験医学2011年2月号

 Sirtris社(以降、Sirtris)は、いま最も注目を集めるバイオテク企業の1つであり、代謝性の疾患や炎症、神経変性疾患などの老化に関わる病気の治療を目指して、サーチュインを標的にした医薬品の開発を行っている.2004年に設立され、2008年には製薬企業GlaxoSmithKline社の傘下となって、化合物のスクリーニングや臨床試験を押し進めている.Vlasuk博士は2009年からCEOとしてSirtrisを率いている.

 本インタビューでは、Vlasuk博士に、サーチュイン活性化剤についての展望、Sirtrisを成功に導いた企業組織、バイオベンチャー成功の鍵について語っていただいた.卓越したビジョンと熱意に溢れるVlasuk博士の生の声をお聴きいただきたい.

実験医学2月号誌面の「特別インタビュー」では、Sirtris発展の軌跡と将来展望、Sirtuin創薬の可能性について紹介していますので併せてご覧ください.

Vlasuk先生 写真
  • Sirtris Pharmaceuticals, a GSK company Chief Executive Officer

George P. Vlasuk , Ph.D.

臨床化学で学士,化学と生化学でPh. D.取得.井上正頼博士(ニューヨーク州立大学)のラボで分子生物学を学ぶ.バイオテクノロジー企業と製薬企業で数多くのR&Dを経験.California Biotechnology社(現Scios社),Merck社,Corvas社(現Dendreon)のCSOおよびディレクターのボードメンバー,Wyeth 社のMetabolic Disease and Hemophilia ResearchのVice President等を経て現職.

聞き手:蜂須賀修司(実験医学編集部)、佐藤千尋(ワシントン大学医学部)

ストリーミング動画閲覧コーナー

  • [DIGEST] サーチュイン創薬の最前線 -バイオベンチャー成功の鍵-
  • George P. Vlasuk, Ph.D.
  • 4分40秒 2011年1月20日公開
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