実験医学別冊

トップサイエンティストの英語を聴く!

サーチュインに魅せられた研究者たち

  • 今井眞一郎/監,佐藤千尋/英文監修
  • 2011年12月16日発行
  • B5判
  • 166ページ
  • 付録:オーディオCD
  • ISBN 978-4-7581-0182-0
  • 定価:3,800円+税
  • 在庫:あり
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『実験医学』で大好評の研究者インタビューの単行本化!最先端の老化研究と研究者のヒューマンドラマを楽しみながら,ネイティブの英語でリスニング力も鍛えられます.CD2枚と動画の特典付き!

目次

Overview サーチュイン研究が開いたエイジング・サイエンスの地平
A New Horizon of Aging Science Brought by Sirtuin Biology
【今井眞一郎】

「サーチュイン」が与えた衝撃 ─パンドラの箱はもはや開け放たれた

老化・寿命研究の新たな潮流 ─寿命の制御には限られた数の進化的に保存された遺伝子がかかわっている

サーチュインのNAD 依存性脱アセチル化酵素活性の発見 ─全く前例のない非常にユニークな酵素だったサーチュイン

老化・寿命制御におけるサーチュインの重要性 ─長寿遺伝子(longevity gene)としてのサーチュイン

サーチュインを標的とした創薬の可能性 ─抗老化療法が可能になる日がやってくる

おわりに ─自らの生をより深く見つめるために

Live1 サーチュイン研究~これまでの10年,これからの10年~
The Past and The Next Ten Years of Sirtuin Research
【Interview with Leonard P. Guarente & Shin-ichiro Imai】

(1) 老化研究を切り開いたサーチュイン研究の10年の軌跡
The development of sirtuin research in the past decade

  • 老化研究への挑戦 ― 「細胞」老化から「個体」の老化へ
    Challenges in aging science: From cellular aging to organismal aging
  • サーチュインの機能の発見
    The serendipitous discovery of sirtuin function

(2) 脳でわかったサーチュインの新しい機能~サーチュイン生物学,次のマイルストーンへ向けて~
The novel functions of sirtuins in the brain and the next milestone in sirtuin biology

  • アルツハイマー病,カロリー制限 ― 脳で明らかになる新機能
    The novel functions of sirtuins in the brain
  • 最前線の研究者が語るサーチュイン研究の今後10 年のビジョン
    The visions on the next ten years of sirtuin research
  • 長生きしたい?それとも健康に生きたい?
    Do you want to live longer or healthier?

(3) サイエンスの新しいパラダイムを拓くために
Opening new paradigms of science

  • メンターとして ― 才能ある若手をトレーニングする
    Training young talented researchers as a mentor
  • 「楽しんで研究」し困難に立ち向かう
    Enjoying science to overcome difficulties
  • 老化・メタボリズム研究をめざす若手研究者へのメッセージ
    Messages for young scientists

Live2 サーチュイン研究の創薬に向けた挑戦
The Quest for Drugs Targeting Sirtuins
【Interview with David A. Sinclair】

(1) レスベラトロールの機能の発見とSirtris社設立
The discovery of STACs and the foundation of Sirtris Pharmaceuticals

  • 老化研究に魅せられて
    The fascination to aging research
  • Sirtris 社設立へとつながった発見と出会いのドラマ
    Episodes about founding of Sirtris Pharmaceuticals
  • SIRT1 活性化剤の展望
    Current perspectives on SIRT1 activators

(2) サーチュインは寿命,健康寿命を延長しうるのか?
Can sirtuins extend human’s lifespan and healthspan?

  • ミトコンドリアで働くサーチュインと老化研究の最前線
    Recent advances in mitochondrial sirtuins
  • 将来,サーチュインによって老化を制御できるのか?
    Can we regulate aging by sirtuins?
  • 老化・メタボリズム研究をめざす若手研究者へのメッセージ
    Messages for young scientists

Live3 ミトコンドリアで機能するサーチュインが拓く新しいバイオロジー
Novel Aspects of Mitochondrial Sirtuins
【Interview with Marcia C. Haigis】

(1) ミトコンドリアで機能するサーチュイン,PIとしてのミッション
Sirtuins in mitochondria, the mission as a PI

  • ミトコンドリアで機能するSIRT3, SIRT4 の特徴
    The unique features of SIRT3 and SIRT4
  • Paul F. Glenn Lab のPI としてのミッション
    The mission as a PI of Paul F. Glenn Laboratories

(2) ミトコンドリアサーチュインファミリーの創薬への可能性と研究者・女性研究者へのメッセージ
The therapeutic potential of mitochondrial sirtuins, a message for female scientists

  • SIRT3, SIRT4 をターゲットにした創薬の可能性
    The therapeutic potential of SIRT3 and SIRT4
  • 女性研究者として成功するために必要なこと
    The key to success as a female scientist
  • 若手研究者へのメッセージ~big question を持つ勇気~
    Messages for young scientists

Live4 サーチュイン創薬の最前線-バイオベンチャー成功の鍵-
At the Cutting-Edge Front of Sirtuin-Targeting Drug Development-the Key to Success as a Biotech Venture Company-
【Interview with George P. Vlasuk】

(1) サーチュイン創薬への挑戦~SIRT1活性化メカニズムをめぐる論争~
The challenges for developing Sirtuin drugs and a controversy over the mechanism of SIRT1 activator

  • 複雑なサーチュインバイオロジーの理解から臨床応用へ
    From understanding complicated sirtuin biology to translating it to clinic
  • SIRT1 活性化剤をめぐる論争と展望
    Perspectives on SIRT1 activator

(2) 一流の科学者が“Knowledge Base”としてSirtris社を支える
Scientific Advisory Board at Sirtris as a Knowledge Base

  • GSK による買収のメリット,Sirtris 社のアドバンテージ
    The acquisition of Sirtris by GSK and the advantage for R&D
  • Sirtris 社のサイエンスアドバイザリーシステム
    The scientific advisory system at Sirtris
  • リスクテイカーであれ!~バイオベンチャー成功の鍵~
    Be a risk taker! ~the key to success as a biotech venture company
  • バイオテク産業をめざす若い研究者へのメッセージ
    Messages for young scientists considering joining the biotech industry

編著者プロフィール

Guarente先生 写真

Leonard P. Guarente, Ph. D.(Live1)

  • Paul F. Glenn Laboratory for the Science of aging, Department of Biology, Massachusetts Institute of Technology

マサチューセッツ工科大学 (MIT)にて学士取得後,ハーバード大学のJon Beckwith教授の指導のもとで博士号を取得.その後,ハーバード大学Mark Ptashne教授のもとでポスドクとして研鑽を積む.1981年よりMITの生物学部のファカルティーとして研究室を主宰,現在はNovartis Professor of Biologyである.サーチュインと老化の関係を明らかにし,老化研究の世界的リーダーであるとともに,190報以上の論文を発表し,著書には「Ageless Quest」がある.2008年よりMITにおけるGlenn Laboratory for the Science of Agingを統括している.

今井先生 写真

Shin-ichiro Imai, M. D., Ph. D.(Live1)

  • Department of Developmental Biology, Washington University School of Medicine

1989年,慶應義塾大学医学部卒業.’93年,同大学大学院医学研究科博士課程修了.医学博士.’93~’97年,同大学医学部微生物学教室助手(高野利也教授).’97~2001年,マサチューセッツ工科大学生物学部ポストドクトラルフェ ロー(Leonard P. Guarente研究室).’01年7月よりセントルイスのワシントン大学医学部,分子生物学・薬理学部門(現在,発生生物学部門と改称)に Assistant Professorとして赴任.’08年7月よりAssociate Professor(10月よりtenure).医学部時代より20年以上に渡り一貫して老化・寿命研究を行い,現在の研究室のテーマは,「NADワールド」の概念に基づく哺乳類の老化・寿命制御のメカニズム解明と,productive agingを可能にする栄養学的抗老化方法論の開発.

Sinclair先生 写真

David A. Sinclair, Ph. D.(Live2)

  • The Paul F. Glenn Laboratories for the Biological Mechanisms of Aging, Department of Genetics, Harvard Medical School

ハーバード大学医学部遺伝学科教授.シドニーにあるニューサウスウェールズ大学で博士号取得.Leonard P. Guarente 教授のもとでポスドク後,ハーバード大学医学部においてラボを主催する.疾患,老化に対する身体の自然防御を促進する経路,薬理学的物質に関する研究を展開している.

Haigis先生 写真

Marcia C. Haigis, Ph. D.(Live3)

  • The Paul F. Glenn Laboratories for the Biological Mechanisms of Aging, Department of Cell Biology, Harvard Medical School

ウィスコンシン大学マディソン校にて生化学博士号を取得後,マサチューセッツ工科大学(MIT)のLeonard P. Guarente 研究室で,ミトコンドリアのサーチュインについて研究.現在,ハーバード大学医学部細胞生物学科で研究室を主宰しており,そこでサーチュインとミトコンドリアの生物学を研究している.Haigis 研究室はThe Paul F. Glenn Laboratories for theBiologial Mechanisms of Aging の一員である.

Vlasuk先生 写真

George P. Vlasuk, Ph. D.(Live4)

  • Sirtris Pharmaceuticals, a GSK company Chief Executive Officer

臨床化学で学士,化学と生化学でPh. D. 取得.井上正頼博士(ニューヨーク州立大学)のラボで分子生物学を学ぶ.バイオテクノロジー企業と製薬企業で数多くのR&Dを経験.California Biotechnology社(現Scios社),Merck社, Corvas社(現Dendreon社)のCSOおよびディレクターのボードメンバー,Wyeth 社のMetabolic Disease and Hemophilia ResearchのVice President等を経て現職.

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  • 【本書名】実験医学別冊:トップサイエンティストの英語を聴く!〜サーチュインに魅せられた研究者たち
  • 【出版社名】羊土社

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Leonard P. Guarente, Ph. D.(Live1)

  • Paul F. Glenn Laboratory for the Science of aging, Department of Biology, Massachusetts Institute of Technology

マサチューセッツ工科大学 (MIT)にて学士取得後,ハーバード大学のJon Beckwith教授の指導のもとで博士号を取得.その後,ハーバード大学Mark Ptashne教授のもとでポスドクとして研鑽を積む.1981年よりMITの生物学部のファカルティーとして研究室を主宰,現在はNovartis Professor of Biologyである.サーチュインと老化の関係を明らかにし,老化研究の世界的リーダーであるとともに,190報以上の論文を発表し,著書には「Ageless Quest」がある.2008年よりMITにおけるGlenn Laboratory for the Science of Agingを統括している.

今井先生 写真

Shin-ichiro Imai, M. D., Ph. D.(Live1)

  • Department of Developmental Biology, Washington University School of Medicine

1989年,慶應義塾大学医学部卒業.’93年,同大学大学院医学研究科博士課程修了.医学博士.’93~’97年,同大学医学部微生物学教室助手(高野利也教授).’97~2001年,マサチューセッツ工科大学生物学部ポストドクトラルフェ ロー(Leonard P. Guarente研究室).’01年7月よりセントルイスのワシントン大学医学部,分子生物学・薬理学部門(現在,発生生物学部門と改称)に Assistant Professorとして赴任.’08年7月よりAssociate Professor(10月よりtenure).医学部時代より20年以上に渡り一貫して老化・寿命研究を行い,現在の研究室のテーマは,「NADワールド」の概念に基づく哺乳類の老化・寿命制御のメカニズム解明と,productive agingを可能にする栄養学的抗老化方法論の開発.

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David A. Sinclair, Ph. D.(Live2)

  • The Paul F. Glenn Laboratories for the Biological Mechanisms of Aging, Department of Genetics, Harvard Medical School

ハーバード大学医学部遺伝学科教授.シドニーにあるニューサウスウェールズ大学で博士号取得.Leonard P. Guarente 教授のもとでポスドク後,ハーバード大学医学部においてラボを主催する.疾患,老化に対する身体の自然防御を促進する経路,薬理学的物質に関する研究を展開している.

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  • The Paul F. Glenn Laboratories for the Biological Mechanisms of Aging, Department of Cell Biology, Harvard Medical School

ウィスコンシン大学マディソン校にて生化学博士号を取得後,マサチューセッツ工科大学(MIT)のLeonard P. Guarente 研究室で,ミトコンドリアのサーチュインについて研究.現在,ハーバード大学医学部細胞生物学科で研究室を主宰しており,そこでサーチュインとミトコンドリアの生物学を研究している.Haigis 研究室はThe Paul F. Glenn Laboratories for theBiologial Mechanisms of Aging の一員である.

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  • Sirtris Pharmaceuticals, a GSK company Chief Executive Officer

臨床化学で学士,化学と生化学でPh. D. 取得.井上正頼博士(ニューヨーク州立大学)のラボで分子生物学を学ぶ.バイオテクノロジー企業と製薬企業で数多くのR&Dを経験.California Biotechnology社(現Scios社),Merck社, Corvas社(現Dendreon社)のCSOおよびディレクターのボードメンバー,Wyeth 社のMetabolic Disease and Hemophilia ResearchのVice President等を経て現職.

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