実験医学 1992年4月号 Vol.10 No.5

カルシウム代謝調節系の新しい展開

  • 黒川 清/企画
  • 1992年03月20日発行
  • B5判
  • 102ページ
  • ISBN 100-0-1992-0400-0
  • 定価:1,650円(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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骨粗鬆症をはじめ骨疾患は今,多くの関心を集めています.カルシウムの貯蔵庫である骨への,分子・細胞レベルからの解析が近年急速に進み,骨疾患の解明も進んできました.そこで今号では,骨形成因子や,副甲状腺ホルモン関連蛋白を中心に,東京大学の黒川清先生に「カルシウム代謝調節系の新しい展開」と題して特集していただきました.

目次

特集

カルシウム代謝調節系の新しい展開
企画/黒川 清
カルシウム代謝調節系とは【黒川 清】
カルシウム代謝調節系【松本俊夫】
軟骨細胞の増殖分化制御と骨形成【関 祐司】
破骨細胞形成におけるマクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)の役割【田中 栄/高橋直之/黒川高秀/須田立雄】
骨形成とTGF-β,BMP【野田政樹】
副甲状腺ホルモンの合成,分泌調節【鄭 雄一/岡崎具樹/五十嵐徹也】
ビタミンDの作用とその異常【武田英二】
悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症の発症要因【江藤澄哉/渡辺堅一/中野洋一郎】

トピックス

CURRENT TOPICS
抗接着分子抗体による免疫トレランスの誘導【磯部光章】
甲状腺ホルモン/ビタミンレセプター標的エンハンサー配列−“3-4-5ルール”とその展開【梅園和彦】
MHC分子とペプチド結合【小笠原一誠】
情報伝達をめぐるトピックス
BCR−多機能性情報伝達物質の可能性【丸 義朗】
酵母のプロフィリンとRAS−cAMP系【川向 誠】
c-JunはMAPキナーゼのターゲットか?【西田栄介/後藤由季子】
“学習・記憶”の情報伝達機構−NMDA受容体とチロシンリン酸化反応【武藤多津郎/浜口道成】

連載

バイオシグナル実験法シリーズⅡ<蛋白質リン酸化実験法>
MAPキナーゼおよびMAPキナーゼアクチベーターの解析法【伊藤文詔/後藤由季子/西田栄介】
すぐに役立つMacintoshソフト実践講座3
効果的なプレゼンテーション資料作成のコツ【法橋尚宏】

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  • 【本書名】実験医学:カルシウム代謝調節系の新しい展開
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