バイオ研究マスターシリーズ:脳・神経科学 集中マスター
  • 内容見本0
  • 内容見本1
  • 内容見本2
  • 内容見本3
バイオ研究マスターシリーズ

脳・神経科学 集中マスター

  • 真鍋俊也/編
  • 2005年05月12日発行
  • B5判
  • 125ページ
  • ISBN 978-4-89706-938-8
  • 定価:3,800円+税
  • 在庫:あり
書籍を購入する

多様な脳神経科学も,歴史から紐解けばすんなり理解できる! ニューロン命名に始まる100年の歴史から,最先端の解析技術までをダイジェストにご紹介.アプローチに富む脳・神経科学のエッセンスが,本書でまるごと理解できます.

目次

歴史編

1.研究の歴史

脳神経研究100年の歴史【久野 宗】
1.神経興奮とシナプス研究の歴史
  • ニューロン,シナプスを形態から探る
  • 神経興奮研究の始まりと発展
  • 神経可塑性の発見
2.脳および中枢神経機能研究の歴史
  • 大脳がいかに運動機能を支配するか
  • パーキンソン病における脳の変化

2.革新的実験法から最新技術まで

神経科学を拓き,支えている先導的研究手法【久保義弘】
1.目的にあう標本を手にする
  • 神経細胞の初代分離培養
  • スライス標本の作製
  • in vitroにおける発現系
2.よく見る
  • 神経回路網のトレーサー
  • 共焦点顕微鏡と2光子励起顕微鏡によるイメージング
  • エバネセントフィールド顕微鏡によるイメージング
  • 分子の形を見る構造生物学的アプローチ
3.生きた活動を記録する−分子・細胞,そして脳丸ごとのレベルで
  • GFPテクノロジー
  • パッチクランプ法
  • 脳丸ごとの活動測定
4.操作・撹乱を加える
  • 遺伝子改変マウスの作製
  • ウイルスベクターによる遺伝子導入法
  • RNAi法

レビュー編

第1章 脳神経系の機能形態学−神経細胞の発火の時空間的パターン【宮脇敦史】

1.純タンパク質性プローブ
2.膜電位センサー
3.Ca2+センサー
  • camgaroo
  • G-CaMPおよびpericam
  • cameleonおよびTN-L15
4.シナプス伝達のセンサー

第2章 脳・神経系の発生学−脳はどのようにしてできるのか?【福崎 麗/大隅典子】

1.神経管のパターン化による脳の領域形成
  • 神経板からの神経管形式
  • 背腹・前後軸に沿ったパターン化
  • 脳の領域形成へ
2.神経細胞の増殖と分化
  • ニューロンへの分化を制御するメカニズム
  • グリアへの分化を制御するメカニズム
3.発生中の大脳皮質におけるニューロンの移動
  • 放射状方向への移動
  • 接線方向への移動
4.最近の知見と今後の展望

第3章 神経回路形成【五嶋良郎】

1.神経回路の形成に必要な要素
2.軸索ガイダンス分子の多様性と作用様式
  • 神経軸索伸長と走行制御にかかわる細胞外シグナル分子の種類
  • 受容体分子間の相互作用と細胞内情報伝達系との連関
  • リガンドおよび受容体としての両方向性のシグナル伝達
  • 嗅覚受容体,その他の分子による軸索ガイダンス
  • ゲノム再編とスプライシングによる多様性
3.今後の展開

第4章 イオンチャネルと神経情報伝達【井本敬二】

1.イオンチャネルとは
  • イオンチャネルの種類
  • イオンチャネルの構造解析
  • イオンチャネルの分布と活性制御
  • 新しく見つかったチャネル
2.神経情報伝達の基本
  • 興奮性・抑制性入力を担うイオンチャネル
  • 活動電位の発生とその調節
3.薬剤のターゲット
4.神経細胞活動のシミュレーション
5.今後の研究の1つの方向性−神経細胞集団の解析

第5章 シナプス伝達と可塑性の新しい概念【平井宏和/狩野方伸】

1.カンナビノイドを介したシナプス前性の可塑性制御機構−シナプス後部から前部への逆行性伝達
  • 脱分極による抑制性シナプス伝達の抑圧(DSI)
  • 脱分極による興奮性シナプス伝達の抑圧(DSE)
  • 代謝型グルタミン酸受容体活性化によるシナプス伝達の抑圧
  • 内因性カンナビノイドによる可塑性制御
2.グルタミン酸受容体を介したシナプス後性の可塑性制御機構−受容体の数による伝達調節
  • AMPA受容体の「数」の調節を介する可塑性メカニズム
  • AMPA受容体のサブユニット構成の変化を介する可塑性メカニズム
3.今後の研究の展開

第6章 遺伝子操作動物を用いた脳研究【饗場 篤】

1.遺伝子操作動物を用いた脳研究の歴史
2.遺伝子操作マウスを用いた小脳の機能解析
  • 小脳のシナプス可塑性の基本メカニズム
  • 小脳長期抑圧におけるmGluR1経路の役割
  • 小脳長期抑圧と運動学習の関係
  • 活動依存的な神経回路形成とmGluR1経路
3.今後の研究の展開

第7章 高次脳機能を探る−帯状皮質運動野を例として【高田昌彦/礒村宜和】

1.帯状皮質運動野の神経連絡
  • 解剖学的構造からの解析
  • 入力様式と出力様式の解明
2.帯状皮質運動野の機能的役割
  • 考える作業で働く前方領域と単純作業で働く後方領域
  • 前方領域のニューロン活動
3.今後の研究の展開

第8章 脳神経疾患研究−神経系の遺伝性変性疾患を中心に【後藤 順/辻 省次】

1.病気を科学する
  • 臨床医学の大切さ
  • 脳神経疾患とは
2.機能解剖学と病気
  • 病気の分類
  • 脳神経疾患の分類
3.異常沈着物.封入体の科学
  • 病気の足跡には病気の本態が隠されている
  • アルツハイマー病の本態
  • パーキンソン病の本態
4.ポリグルタミン病−ヒトの遺伝学によって初めて明らかにされた新たな突然変異
5.筋ジストロフィー−ポジショナルクローニングの衝撃
6.イオンチャネルと病気−チャネル病
  • てんかんとイオンチャネル
  • 骨格筋とイオンチャネル
6.RNAと病気

UP TO DATE

最新トピックス

1.おとなでも起こる神経新生【大隅典子】
2. 神経を発生させる遺伝子が精神も司る【大隅典子】
3. タンパク質も分解する軸索ガイダンスシグナル【五嶋良郎】
4.脂質ラフトは成長円錐による軸索ガイダンスの担い手【五嶋良郎】
5.ガイダンス分子受容体がR-RasのGTPase活性化タンパク質そのものだった【五嶋良郎】
6.多才なCRMP2−軸索応答媒介と細胞極性にかかわる多機能分子【五嶋良郎】
7.新規イオンチャネル,TRPチャネルファミリー【井本敬二】
8.生きた神経細胞の電気活動を見る技術,スライスパッチ【井本敬二】
9.神経細胞の電気的活動のシミュレーションーその基本的な考え方【井本敬二】
10.生体内の神経活動をまねる手法,ダイナミッククランプ【井本敬二】
11.イオン透過型グルタミン酸受容体の隠れた機能【平井宏和/狩野方伸】
12. AMPA受容体をシナプス後膜に集める分子群の発見【平井宏和/狩野方伸】
13.遺伝子発現の誘導・停止でわかった記憶のメカニズム【饗場 篤】
14.統合失調症モデルマウスの開発【饗場 篤】
15.シナプスを乗り越えて染色する−トランスシナプティックラベル法【高田昌彦/礒村宜和】
16.報酬のためにがんばる強化学習【高田昌彦/礒村宜和】

購入方法・送料について

本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.

  • 【本書名】バイオ研究マスターシリーズ:脳・神経科学 集中マスター
  • 【出版社名】羊土社

お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.

羊土社HPでのご注文について

本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.

分類 項目 費用
国内 消費税 +304円
送料 +350円
手数料(代引きのみ) +300円
海外 航空便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +610円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +780円
第2地帯(ヨーロッパ) +780円
第3地帯(アフリカ、南米) +1010円
EMS便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +1400円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +2000円
第2地帯(ヨーロッパ) +2200円
第3地帯(アフリカ、南米) +2400円

※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.

こちらの書籍もお勧めいたします

  • 9784758122405
  • 9784758103817
  • 9784758125222
  • 9784758103794
  • 9784758125208
  • 9784758125185
  • 9784758103770
  • 9784897064949
  • 9784897068824
  • 9784758100304
サイドメニュー開く

TOP