レジデントノート増刊:もっと診断に直結する!検査の選び方、活かし方 Update〜臨床の疑問を解決し、賢く検査を使いこなす!
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レジデントノート増刊 Vol.18 No.8

もっと診断に直結する!検査の選び方、活かし方 Update

臨床の疑問を解決し、賢く検査を使いこなす!

  • 野口善令/編
  • 定価 4,500円+税
  • 2016年07月発行
  • B5判
  • 309ページ
  • ISBN 978-4-7581-1573-5
  • 販売状況: 在庫あり 
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電解質や肝機能,腎機能,D-dimer,CRPなど,日常診療でよく使う検査の疑問に答えます.患者の病態を見極めて検査を賢く選び,結果を適切に解釈するための考え方が満載!検査のことならおまかせください!

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目次

序【野口善令】

Color Atlas

第1章 検査の基本的考え方

1. 診断のための検査の考え方を教えてください【野口善令】

1. 検査は何のために行うか
2. 検査の目的
3. 診断のために行う検査のフレーム(思考の枠組み)
4. 検査の性能(診断特性)
5. 予期しない検査結果

2. 治療効果の指標としての検査の考え方を教えてください【杤谷健太郎,山本舜悟】

■ 治療をはじめた後にどの検査をみていったらいいのか?

3. 入院時一般検査をどう選ぶ?【早川 仁,神田善伸】

1. 入院時一般検査の目的
2. 入院時感染症スクリーニングをどう選ぶのか
3. 血液生化学の検査項目をどう選ぶのか
4. 入院時一般検査のピットフォール

4. 健診(早期診断)の考え方を教えてください【南郷栄秀】

1. 健診の考え方
2. 健診が抱える問題
3. 健診について思うこと

第2章 内科医に必要な検査の基本的読み方

1. 血液ガス,酸塩基平衡の読み方を教えてください【前川道隆,山中克郎】

1. 炭酸ガス貯留を探す
2. A-aDO2で病態を判定する
3. 代謝性アシドーシスを探す 
Advanced Lecture
1. 代償の原則を知ろう
2. 補正HCO3−と⊿AGで複雑な病態を解釈する

2. 低ナトリウム・高ナトリウム血症の診断はどうする?【黒田浩一,山中克郎】

1. 低Na血症(血清Na濃度が135 mEq/L以下)の診断
2. 高Na血症(血清Na濃度が146 mEq/L以上)の診断

3. カリウム濃度異常の診断・治療はどうする?【小出滋久,山中克郎】

1. 病態を考える
2. 臨床現場ではどのように診断していくか?
3. 治療はどのようにしていくか?
Advanced Lecture
1. K補正時は心電図をモニターし,頻回にK濃度を測定する
2. 嘔吐は腎外性のK喪失か?
3. 低カリウム血症ではMg欠乏に注意
4. 漢方薬の服用歴に注意

4. 脱水をどう診断する?【徳田安春】

■ 脱水と循環容量減少
Advanced Lecture
身体所見による脱水・循環容量減少の診断操作特性

5. スパイロメトリーの読み方を教えてください【杉本幸弘】

1. スパイロメトリーで何がわかるのか?
2. フローボリューム曲線からわかること
3. DLcoとは何か?
Advanced Lecture
肺年齢の活用

6. 心エコーの読み方を教えてください【小形幸代,谷口信行】

1. 心エコーでわかること,わからないこと
2. どんな診断に使えるのか
3. どのような評価方法があるか 
Advanced Lecture
パルスドプラ法のサンプルボリュームの位置

7. 肝機能検査の読み方を教えてください【横江正道】

1. 肝機能検査で何がわかるのか? 何がわからないのか?
2. AST・ALTはどんな診断に使えるのか?
3. ALPやγGTPはどんな指標として使えるのか?
4. 疾患別基本パターンの読み方を知ろう
Advanced Lecture
薬剤性肝障害はどう診断するか?

8. 副腎機能検査の読み方を教えてください【脇坂達郎】

1. どんなときに副腎不全を疑うべきか?
2. どの検査をオーダーすべきか?
3. 副腎不全と診断したらどうするか?
Advanced Lecture
1. 単独ACTH 欠損症(リンパ球性下垂体炎)
2. 下垂体卒中
3. 敗血症性ショックにおける副腎機能検査

9. 甲状腺機能検査の読み方を教えてください【田中和豊】

1. 生理学は“簡単に”考えよう
2. 甲状腺機能検査の適応
3. 甲状腺機能検査のオーダー方法
4. 甲状腺機能検査結果の読み方
5. 甲状腺機能異常のマネジメント
Advanced Lecture
甲状腺機能低下症のピットフォール

10. 自己抗体はどう使う?【中西研輔,金城光代】

1. どんな患者にオーダーすべきか?
2. スクリーニング検査として何を使うのか?
3. 確定診断,除外診断にはどう使うのか?
Advanced Lecture
先行した局所の臓器病変に対する自己抗体検査

11. 腫瘍マーカーはどう使う?【堀之内秀仁】

1. 腫瘍マーカーとは
2. 腫瘍マーカーの条件
3. 腫瘍マーカーの使用方法
Advanced Lecture
1. 腫瘍マーカーに関する最近の話題
2. バイオマーカー

12. グラム染色はどう使う?【平島 修,藤本卓司】

1. グラム染色で原因菌を推定し,抗菌薬の選択に反映させる
2. 治療開始翌日のグラム染色像を効果判定に用いる
3. 細菌検査室と連携する
4. グラム染色回診をする
Advanced Lecture
1. 喀痰標本作製のポイント
2. 尿での標本作製ポイント

13. 性感染症について教えてください【星 哲哉,続木康伸】

1. 性感染症のリスクとは?
2. 部位別アプローチから感染を考える
3. 性感染症の検査を知る 
4. 診断,治療で終了ではない

14. RASTはどう使う?【陶山恭博,岡田正人】

1. アレルギー疾患を疑ったら
2. RAST検査の使い方
Advanced Lecture
アレルゲンコンポーネント,コンポーネントRAST とは?

15. 骨量測定検査の読み方を教えてください【木村万希子】

1. 検査の適応
2. 骨量測定方法
3. DXAの読み方
4. 胸腰椎X線撮影
5. 原発性骨粗鬆症の診断基準
6. 薬物療法開始基準
7. 治療の実際
Advanced Lecture
ステロイド性骨粗鬆症ガイドライン

16. 薬物治療モニタリング(TDM)について【望月敬浩,大曲貴夫】

1. TDMの基本を知ろう
2. TDMの実際を知ろう

17. 血液検査の凝固系の項目の解釈は?【末松篤樹,野口善令】

1. 凝固検査の基本事項
2. どのようなときに凝固検査を行うか
3. 覚えておきたい代表的な疾患や臨床状況
Advanced Lecture
大動脈解離とD-dimer

第3章 検査のここが知りたい

1. 異常値が出たら本当に異常なのでしょうか【野口善令】

1. 検査異常値の定義
2. 仮説を修正した方がよい重大な検査結果

2. 代謝性アシドーシスをみたら何を考える?【加藤之紀】

1. 血液ガスを解釈してみよう
2. 血液ガスの結果から鑑別してみよう
Advanced Lecture
1. アルブミンやリンでAG が変わる?
2. 乳酸アシドーシスについて

3. 症状からACSが疑われるのに心電図,トロポニンが正常なときどうするか?【川村正太郎】

1. その症状はACS?
2. 心電図は本当に正常? 心筋虚血の変化は本当にないのか?
3. 血液検査はいつ行う?
Advanced Lecture
来院時のトロポニンでACS はどこまで否定できる?

4. 肺血栓塞栓症の診断について教えてください【林 寛之】

1. 造影ヘリカルCTの診断特性は?
2. D-dimerの診断特性は?
3. 偽陽性:D-dimerが肺血栓塞栓症以外でも上昇する原因について
4. 実際の診断戦略
Advanced Lecture
1. 知っておきたい低リスク群のPERC ルール(50 歳未満に便利)
2. あわてる? あわてない? エコーを使いこなせ
3. 下肢エコーを使おう
4. 「心電図」は知っているとお得

5. 培養で陽性となった菌が起因菌であるとどう判断するか?【大野博司】

1. 検体採取について
2. 血液培養の取り扱い
3. 検体の培養結果の適切な解釈には感染臓器とその起因微生物の想定が最も大切
4. 培養結果のMICのみかた,考えかた
5. 症例ではこう考える
Advanced Lecture
1. 培養を行ってはいけない検体
2. 喀痰培養結果の解釈

6. 無菌性髄膜炎をみたらどんな疾患を考えるか?【大路 剛】

1. 判断するうえで何を考慮すべきか
2. 判断の分かれ目となるポイントでの指標
3. 特に注意すべきこと

7. 尿円柱の腎実質性疾患に対する診断特性は?【福間真悟】

1. 尿円柱はどこでどのように形成されるか?
2. 尿円柱の診断特性はどこまでわかっているか? 
3. 各種尿円柱の意義は?
4. 腎実質性疾患の診断の流れ

8. エコーまたはCTの虫垂炎に対する診断特性は?【竹島太郎】

1. 腹痛を訴える患者の鑑別診断は?
2. 虫垂炎の有病率(事前確率)は?
3. 病歴,身体所見の感度・特異度は?
4. 検査は何を選択するか?
5. 虫垂炎の診断または除外のためにエコーかCTのどちらを選択するか?
Advanced Lecture
画像検査を用いない予測ツール

9. クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)の診断について教えてください【本村和久】

1. クロストリジウム・ディフィシル感染症の診断で重要なのはどんなこと?
2. クロストリジウム・ディフィシル感染症って,特殊な検査なしで臨床診断できるの?
3. 検査~クロストリジウム・ディフィシル感染症の検査戦略は?
Advanced Lecture
トキシンA,B だけがトキシンではない~binary toxin 遺伝子について

10. CRPが高値のときはどんな疾患を考えるのか?【横江正道】

1. 高CRP血症をどう紐解くか?
2. CRPは感染症診療で有用なのか?
3. CRPで細菌感染症とウイルス感染症を区別できるか?
4. CRPは全身状態の悪さの指標になるのか?
5. 血沈はどう評価したらいいのか?
Advanced Lecture
動脈硬化とCRP

11. San Francisco syncope ruleについて教えてください【東 秀律】

1. 失神の鑑別疾患
2. ERで行う検査
3. San Francisco syncope rule(以下SFSR) 
Advanced Lecture
1. SFSR を有効利用するために
2. 心血管性失神の見逃しに注意!

12. PSA値の意味するものは?【宮田靖志】

1. 実際の臨床で前立腺癌にどの程度遭遇するのか
2. PSAの診断特性
3. 年齢別のPSA基準値
4. 基準値PSA<4 ng/mLならひとまず安心してよいか?
5. PSAの値と進行度 
Advanced Lecture
PSA による前立腺癌検診を実施すべきか

13. 感染性心内膜炎を疑った際の心エコーの有効な使い方を教えてください【吉田路加】

1. 感染性心内膜炎における心エコーの診断特性
2. 心エコーによる予後の予測
3. 合併症の評価
Advanced Lecture
ペースメーカやICD などの心内機器に関する心内膜炎の診断

14. β-D-グルカンの真菌感染症に対する診断特性は?【上田晃弘】

■β-D-グルカンの真菌感染症に対する検査特性
Advanced Lecture
β-D-グルカンを用いたpreemptive therapy

15. 尿中肺炎球菌抗原,尿中レジオネラ抗原の診断特性【島田利彦】

1. 尿中抗原検査の特徴とピットフォール
2. どのような場合に検査をオーダーするか
3. 尿中肺炎球菌抗原:肺炎球菌の特徴,詳細な検査の特徴,検査特性,その解釈
4. 尿中レジオネラ抗原:レジオネラの特徴,詳細な検査の特徴,検査特性,その解釈

16. H. pylori感染の診断と治療効果判定のしかたを教えてください【小林健二】

1. 検査法の種類と特徴
2. 診断のための検査
3. 治療効果判定のための検査
Advanced Lecture
生検部位に注意!

17. 腎機能障害者に造影CTを施行してよいとき,ダメなとき【小丸陽平,土井研人】

1. ヨード造影剤による造影剤腎症(CIN)
2. MRI造影剤と腎障害
3. 最後に:それでも造影検査に「Yes」と言わなければならない状況

第4章 Advanced Lecture:トピックスとなっている検査

1. 急性冠症候群における血中心筋トロポニンの診断特性は?【佐藤幸人】

■ 心筋トロポニン測定の実際

2. 血中BNPやNT-ProBNPをどう使う?【庄司 聡,香坂 俊】

1. BNPとは?
2. BNPとNT-ProBNPの違い
3. 急性心不全の診断におけるBNPの有用性 
4. BNPの限界
5. 結局BNPはどう使用すべきか 
Advanced Lecture
1. BNP は予後予測,重症度判定や,個別患者の治療効果判定にも使える
2. BNP と新薬開発

3. 抗CCP抗体の診断特性は?【西村邦宏】

1. 開業医の先生からの紹介状
2. RF陽性なら関節リウマチ?
3. 抗CCP抗体の有用性

4. プロカルシトニンの臨床的意義は何か?【内田大介,岩田健太郎】

1. さて,プロカルシトニンとは何であろうか
2. 細菌感染にCRPとPCTのどちらがよいのであろうか
3. PCTを実臨床の場でどう用いるか
3. PCTの問題点とは何であろうか

5. インターフェロンγ遊離試験(IGRA)はどう使う?【大倉敬之,岩田健太郎】

1. IGRAとは(ややこしいぞ!)
2. 活動性結核疑いの患者にIGRAは使えるか
3. 潜在性結核疑いの患者にIGRAは使えるか
4. 曝露後精査にIGRAは使えるか
5. IGRAの問題点

6. 認知症の診断【河合 真】

1. 認知機能の低下はさまざまな状況で生じる.それだけでは認知症ではない
2. 認知症の診断をつけたいのか,認知症の原因疾患の診断をつけたいのかをはっきりさせる

7. 関節リウマチの新しい診断基準,新しい薬【岸本暢将】

1. 2010 ACR/EULAR新分類基準
2. 2010 ACR/EULAR新基準の検証
3. 新規治療薬(生物学的製剤および低分子標的薬)

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