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主に学術論文を通じて研究成果を世に送り出すわれわれ研究者にとって,氏名はいわば「顔」のようなものだ.では,ある日その「顔」の上半分が別の人のものになってしまったとしたら?あなたを直接よく知っている人でなければ同一人物として認識するのは難しいだろう.研究者にとって婚姻に伴う姓の変更は深刻な問題である.(本文より)