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疫学と分子メカニズムを1冊で一挙把握!
実験医学増刊『口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか』

「口の健康」が「全身の健康」を左右する! 歯周病・口-腸連関から見えた最新メカニズム

解析技術の目覚ましい発展により、口腔細菌叢の乱れが、がん、心血管疾患、代謝性疾患、神経変性疾患といった全身疾患の誘発・悪化に関与していることが次々と明らかになってきました。
反響を呼んだ2021年10月号『実験医学』特集「口腔細菌叢」から5年。月刊特集にご指導をいただいた山崎和久先生のご編集のもと、待望の増刊号『口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか』が刊行され、いま大きな話題を呼んでいます! 本記事では、本書の見どころや注目のポイントをご紹介します。

編集部 編集部H

たいへん大きな反響をいただき、おかげさまで重版が決まりました!

ポイント① 疫学・臨床と基礎研究の「両輪」でメカニズムに迫る

口の健康と全身疾患との関連は100年以上前から提唱されてきましたが、本書ではそのメカニズムを科学的エビデンスに基づいて解き明かします。歯周病や残存歯数などの指標と全身疾患との関連を追う「疫学・臨床研究」、歯周病菌をはじめとする口腔細菌の解析から全身疾患への波及を調べる「基礎研究」。この双方をバランスよく網羅した章立てにより、多角的な視点から最新知見を深く理解することができます。

[ 目次 ]

    • 序(山崎和久)
    • 概論(山崎和久)(☜Webで立ち読み)
    • 第1章:口腔細菌叢の基礎研究
    • 第2章:口腔細菌叢と全身疾患の疫学/臨床研究
    • 第3章:口腔細菌叢と全身疾患の関連メカニズム
    • 第4章:口-腸連関と細菌叢(臨床〜基礎)

詳細な目次はこちらでご覧いただけます

編集部 編集部H

第2章と第3章は、各原稿で扱っている疾患・病態のテーマと並び順が完全に一対一で対応しています。同じ疾患について、第2章と第3章のそれぞれの稿を読むことで疫学と分子メカニズムを一挙に把握することができます!

ポイント② 鍵を握る新概念「口-腸連関」を重点解説

近年の細菌叢解析により、口と腸との関係性(ex. 細菌の移行)が想像以上に密接であることが明らかになっています。本書では、この「口-腸連関」を介した発症・悪化のメカニズムを重点的に解説しています。

編集部 編集部H

口腔細菌の腸内への流入、腸で活性化した免疫細胞の口や全身臓器への移行など、多様なメカニズムによって口と腸が相互に関連し、その関連が全身に影響を与えていることがわかってきました。

本書はそうした最新の知見について、微生物学と医学の両面を結びつけて理解を整理することができる、貴重な内容になっております。(余談ですが、読んでいると日々の歯磨き習慣を改めて見直したくなる一冊でもあります。)

ポイント③ 基礎・歯科・臨床領域をまたぐ、すべての研究者・医療従事者へ

本書は、歯科領域の先生方はもちろん、以下のような幅広い分野の方々におすすめの内容です。

・腸内細菌叢の研究者
・関連疾患を扱う臨床医・研究者
・歯科領域の研究者(歯科医師)

編集部 編集部H

知識の再確認はもちろん、初学者の方が学ぶうえでも活用しやすい一冊に仕上がっております。ぜひお手に取っていただけますと幸いです!

いま話題の新刊です

口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか

実験医学増刊『口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか』

歯周病と口-腸連関から見えた発症・悪化のメカニズム 6,160円(本体5,600円+税) 山崎和久/編

▼羊土社 実験医学𝕏