ICLSコースを修了したらこの1冊!指導者養成ワークショップの概要や目的に加えて,指導者として更なる成長をしていくためのエッセンスが満載.国際標準のインストラクションの概念もわかります!
目次
第1章 ICLS指導者養成ワークショップをよく知ろう
1.ICLS コースとICLS指導者養成ワークショップの関係
- ICLSコースの学習目標からみた指導者養成ワークショップ
- ICLSコースの時間割からみた指導者養成ワークショップ
- ICLSコースを支えるメンバーからみた指導者養成ワークショップ
2.ICLS指導者養成ワークショップの概要
- ワークショップが基盤とする“実践的学習”
- ワークショップの時間割の例
- ワークショップに盛り込まれてきた内容
3.ICLSコースでのインストラクションのコツ
- インストラクションもチームで行う
- オペレーターを務める
- チェッカーを務める
- プレゼンターを務める
- チューター(メンター)を務める
- ブースリーダー(ブース長)の役割
第2章 学習支援の概念を再確認しよう
1.ファシリテーションとは
- ファシリテーションとは
- ワークショップで考えるファシリテーション
2.フィードバックとは
- コミュニケーションとしてのフィードバック
- フィードバックの目的とは
- フィードバックの基本的な“わざ”
- フィードバックのしかた
- 相手の習得や意欲の向上に効果的なフィードバック
- 最後に
3.教育設計の視点からみたICLS指導
4.コーチング
- ICLSコースでコーチングが活用できる理由
- コース指導に活かすコーチング
- 人を育てるコーチング
第3章 新しい概念にチャレンジしよう
インストラクターコンピテンシー
- インストラクターコンピテンシーとは何か
- インストラクターコンピテンシーを使うと,インストラクションがわかりやすくなる
- インストラクターコンピテンシーは他にも「学びの支援」で応用できる
第4章 学びの場を作ろう
1.ワークショップの認定について
- ワークショップの具体的内容
- ワークショップ構成上の留意点
2.実際にICLSコースを開催するまでのロードマップ
資料編
1.オペレーターの練習用シナリオ
- シナリオ1 VFで1回の除細動で心拍再開
- シナリオ2 VFで除細動をかけるが、治らないパターン (難治性心室細動)
- シナリオ3 VFで除細動をかけたらAsystoleになるパターン
- シナリオ4 VFで除細動し、2分のCPR後に心拍再開するパターン
- シナリオ5 VFから、secondary ABCDに入るパターン(上級者向け)
2.受講者用チェックリスト
- 一次ABCD
- 心室細動/無脈性心室頻拍
- 心静止/PEA(無脈性電気活動)
- おさらい・復習
3.ICLS指導者ワークショップ気づきシート
4.ICLSコースのためのインストラクター・スタッフ向けアンケートひな形
Advanced Tips
- 「教えること」の現在(成人教育の視点から)【平出 敦】
- ICLSブース設営の例【松本尚浩】
- 使ったことがない機器でインストラクターをしなければならないとき【宮道亮輔】
- 正統的周辺参加【山岡章浩】
- 機器のよくあるトラブル【宮道亮輔】
- チェックリストの作成【吉川 圭】
- プレゼンターvsプレゼンテーター【平出 敦】
- マズローの欲求段階理論【平出 敦】
- インストラクターとファシリテーター【山岡章浩】
- ワークショップとは【平出 敦】
- ファシリテーター8カ条【山岡章浩】
- 評価としてのフィードバック(形成的評価)【平出 敦】
- 非言語的メッセージ,準言語的メッセージ【平出 敦】
- 学習者自身によるフィードバックとは(ガイドライン改訂と蘇生の普及・教育)【平出 敦】
- 受講生が途中で帰っちゃった,泣きやまない【宮道亮輔】
- 学習目標分析と課題分析【平出 敦】
- シナリオブースにおけるプレゼンターの役割とは?【平出 敦】
- コーチングとティーチングのバランスが大切【山岡章浩】
- コンピテンシーとは?【平出 敦】
- 臨床現場に生きるトレーニングコース(ノンテクニカルスキルとは)【松本尚浩】
- ターゲットを定めたワークショップ【松本尚浩】
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- 【本書名】日本救急医学会 ICLS指導者ガイドブック
- 【出版社名】羊土社
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第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
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第2地帯(ヨーロッパ) |
+870円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
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EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
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第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
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第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
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