バイオテクノロジージャーナルオブジェ
トップページバックナンバー本誌の特徴書籍購入について
メニュー区切り
トップページ > 本誌のご案内 > 2005年1-2月号 > Biotechnology Movement
(2004年12月20日発行)
2005年1-2月号(Vol.5 No.1)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細
前号<<  >>次号

お買い物カゴ


目次
■ インタビュー
■ プロトコール
・バイオ実験なるほどQ&A
・バイオ実験プロトコール
■ ニュース
Biotechnology Movement
■ テクノロジーハイライト
■ ビジネス&パーソン
■ コラム
■ 製品・サービス情報

Biotechnology Movement

[Engineering]プロテインXを探せ
 養王田 正文
タンパク質の構造形成異常により発症するフォールディン病がさまざまな分野で注目を集めている.代表的なフォールディン病であるアルツハイマー病やプリオン病などは,アミロイド繊維の形成を大きな特徴としている.そのなかで,狂牛病などのプリオン病は高い伝播能を有しており,現在のところ治療方法が存在しないことから,アメリカからの牛肉の輸入禁止などさまざまな社会問題の原因となっている.
[Bioinformatics]ごみの中から一億円
 有田正規
モチーフという言葉は文様や楽曲においてくり返し使われる構成単位を意味する.バイオインフォマティクスでは最近,ネットワークモチーフという言葉が出てきた.生体ネットワークに“頻出”する,特定の機能を担う相互作用パターンのことらしい.例えば,微生物の遺伝子転写制御ネットワークでは フィードフォワードループ(FFL)と呼ばれる構造が多く現われる.だから何だい,多く見つかるだけで実際の機能は何もわからないではないか,というあなたは至極まっとうな生物学者である.
[Nanotechnology]ペプチドの自己組織化構造をテンプレートにしたナノクリスタル成長
 古川一暁
ナノテクノロジーは,ナノメータスケールの構造を作製する精度のよい加工技術であり,シリコンデバイスの高集積化とともに著しく進展してきた.将来的に,さらなる集積化のためには,より微細な構造を制御よく作製する必要があり,加工用の装置もまた技術の粋を集めたものとならざるを得ない.それに伴う高コスト化は,現在のシリコンデバイスが将来的に限界に達するという予測の,主たる理由の1つに挙げられている.
[BioBusiness]バイオ企業のリスク要因を知るには?
 坂井知倫
平成16年10月19日に株式会社LTTバイオファーマ,平成16年10月28日にタカラバイオ株式会社が東京證券取引所のマザーズ市場に上場承認された.
上場承認された会社は,有価証券届出書を提出し,新たに株主となる可能性のある投資家に会社の状況を開示する.その後は,半期ごとに半期報告書もしくは有価証券報告書を提出し,投資家に会社の状況を継続的に開示していく. 最近,話題になった西武鉄道の虚偽記載事件は,筆頭株主コクドの持ち株比率をこの有価証券報告書に過少記載していたというものである.

※「Biotechnology Movement」についてはこちらをご覧下さい


(C) YODOSHA CO., LTD. All Rights Reserved.
羊土社ホームページへ