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(2004年12月20日発行)
2005年1-2月号(Vol.5 No.1)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細
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目次
■ インタビュー
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・バイオ実験なるほどQ&A
・バイオ実験プロトコール
■ ニュース
■ テクノロジーハイライト
TLO推薦のバイオシーズ&技術集
■ ビジネス&パーソン
■ コラム
■ 製品・サービス情報

TLO推薦のバイオシーズ&技術集

・バイオシーズRIG-I ヘリカーゼ〜ウイルス感染を感知するセンサー分子
 藤田尚志 米山光俊
藤田らは,RIG-Iがウイルス感染センサーとしての機能を有すること見出した.このRIG-Iの機能を活用すれば,慢性感染の成立やインターフェロン(IFN)感受性の診断が可能となる.また,RIG-I の抗ウイルス作用はRIG-IによるIFN産生シグナルの増幅を伴うため,新規RIG-Iアゴニストが開発された場合,IFNの直接の投与よりも強力な効果が期待できる.〔(財)東京都医学研究機構 知的財産活用推進室〕
・末梢型ベンゾジアゼピン受容体遺伝子解析によるストレス感受性の診断
 吉井光信 中本百合江 中村和彦
吉井らは,各個人のストレスや不安に対する感受性(特性不安)が,血小板末梢型ベンゾジアゼピン受容体(PBR)の値に反映されることを示し,さらに,PBR の遺伝子多型がこれらと相関することを明らかにした.PBRはストレス時のみならず,パニック障害などの種々の不安障害や外傷性ストレス障害(PTSD)においても関与が示唆されていることから,PBR遺伝子多型を用いたストレス性疾患感受性診断法の開発が期待される.〔(財)東京都医学研究機構 知的財産活用推進室〕
・てんかんモデルマウスの樹立 〜糖鎖抗体遺伝子導入マウスの解析から
 川島育夫
川島らは,糖鎖抗体遺伝子のTGマウスを作製したところ,てんかん様痙攣発作を起こすことを見出した.脳波解析の結果,このマウスは典型的なてんかん様脳波を持つことが判明した.したがって,本マウスは,新規抗てんかん薬の開発や新たなてんかんの発症機序の解析に有用なツールとなる.〔(財)東京都医学研究機構 知的財産活用推進室〕

※「TLO推薦のバイオシーズ&技術集」についてはこちらをご覧下さい


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