常に変更している科研費の制度に関して,本書の内容から更新された情報を児島先生に随時紹介していただきます.
半世紀ぶりの大きな制度変更に対応したベストセラー最新版! 平成30年度公募の経験を踏まえ,新しい申請書と審査システムについて大幅加筆!申請書の書き方を中心に,応募戦略,採択・不採択後の対応などのノウハウを解説.
1988年宮崎医科大学大学院博士課程修了(医学博士).日本学術振興会特別研究員を経て,'93年国立循環器病センター研究所生化学部室員,'95年より同室長2001年より久留米大学分子生命科学研究所遺伝情報研究部門教授.
「毎回のように採択されている人はどんな申請書を作っているのだろうか?」という疑問から,あらゆる研究者の申請書を調査し,書き方のノウハウを培ってきた.2009年に「実験医学」誌でコーナーした「科研費獲得の方法とコツ」のあまりの人気から翌年には書籍として発行.爆発的にヒットし,その読者は理系文系を問わない.全国の大学・研究機関からセミナーを依頼され,応募シーズン前後には20件近くをこなす.申請書の添削指導も行っており,指導された人の採択率は6〜7割にも.姉妹作として『科研費申請書の赤ペン添削ハンドブック』を2016年刊行.