大学で学ぶ 身近な生物学
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大学で学ぶ 身近な生物学

  • 吉村成弘/著
  • 2015年10月23日発行
  • B5判
  • 255ページ
  • ISBN 9784758120609
  • 定価:3,080円(本体2,800円+税)
  • 発行済
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大学生物学と「生活のつながり」を強調した入門テキスト.身近な話題から生物学の基本まで掘り下げるアプローチを採用.親しみやすさにこだわったイラスト,理解を深める章末問題,節ごとのまとめでしっかり学べる.

目次

第Ⅰ部 生きているとはどういうことか

はじめに

  • 1. 食べることと生きること:代謝とエネルギー
  • 2. 私たちの体に必要な栄養素
  • 3. 食べ物の運命とエネルギーの関係
  • 4. 第Ⅰ部で学ぶこと

1章 ヒトの体とエネルギーの関係―ヒトはなぜ1日3度の食事をするのか?

  • 1. 3度の食事とエネルギー
  • 2. 栄養素の種類とその運命
  • 3. ATPは体内のエネルギー通貨
  • 4. エネルギーの使い道
  • 章末問題

2章 糖の種類と性質―甘いのに太らない? 人工甘味料と砂糖の違い

  • 1. 身近な糖分,糖質,炭水化物
  • 2. 糖の種類,構造と性質
  • 3. エネルギーになる単糖類
  • 4. 二糖類の種類と生成・分解
  • 5. 多様な多糖類とその分解のしくみ
  • 章末問題

3章 糖からエネルギーを得るしくみ―持久系とパワー系はこれほど違う

  • 1. 運動の種類とエネルギーの消費
  • 2. 解糖系の概要
  • 3. ピルビン酸はTCA回路で酸化される
  • 4. 電子伝達系による酸化とATPの合成
  • 5. 好気的と嫌気的条件下でのATP生成
  • 章末問題

4章 脂質の構造と性質―体によい「あぶら」と悪い「あぶら」は何が違うの?

  • 1. 脂質とは
  • 2. 脂肪酸の種類と性質
  • 3. 体の中での脂肪酸のはたらき
  • 4. トリグリセリド以外の脂質
  • 5. コレステロールの合成と体内でのはたらき
  • 章末問題

5章 脂質の輸送と代謝―甘いものを食べるとなぜ太る?

  • 1. 体内を巡る脂質
  • 2. 脂質は肝臓と全身をいったりきたり
  • 3. 脂肪酸からエネルギーを取り出す
  • 4. 脂肪酸の合成
  • 章末問題

6章 ビタミンとミネラルのはたらき―サプリメントは体にいいの?

  • 1. ビタミン発見の歴史
  • 2. 脂溶性ビタミンと水溶性ビタミン
  • 3. 体内でのビタミンのはたらき
  • 4. ミネラルのはたらき
  • 章末問題

第Ⅱ部 生命体をつくる情報と構造

はじめに

  • 1. 子は親に似るが同じではない
  • 2. 第Ⅱ部で学ぶこと
  • 3. 似ているけど同じではない理由

7章 細胞の構造と機能―昆布のダシは海の中で出ないの?

  • 1. 細胞の発見
  • 2. 細胞の構造
  • 3. 細胞内小器官はそれぞれはたらきをもっている
  • 4. 原核細胞と真核細胞
  • 5. 細胞の増殖をコントロールする細胞周期
  • 6. 細胞にとって大切な水
  • 章末問題

8章 DNAの構造とはたらき―DNA,遺伝子,染色体はどう違うの?

  • 1. 遺伝物質の正体は何か?
  • 2. DNAの二重らせん構造を解明したワトソンとクリック
  • 3. DNAの二重らせんを解剖する
  • 4. DNAの複製と維持
  • 5. DNAの塩基配列はタンパク質のアミノ酸配列をコードする
  • 6. DNAから染色体へ
  • 章末問題

9章 DNAからタンパク質へ―DNAは細胞の設計図ってどういう意味?

  • 1. 遺伝子のスイッチを制御するしくみ
  • 2. RNAポリメラーゼがRNAを合成する
  • 3. 合成されたRNAは修飾を受けた後,細胞質に運ばれる
  • 4. リボソームによるタンパク質の合成
  • 5. ポリペプチド鎖は折りたたまれて機能を発揮する
  • 章末問題

10章 タンパク質のはたらき―プロテインを飲むと筋肉が増える?

  • 1. タンパク質は産まれた後,目的の場所まで運ばれる
  • 2. タンパク質は化学反応を触媒する
  • 3. 細胞内外のシグナルや物質を輸送するタンパク質たち
  • 4. 細胞の骨格をつくるタンパク質
  • 5. 不要なタンパク質は分解される
  • 章末問題

11章 細胞内外の情報伝達―細胞はどうやってコミュニケーションしている?

  • 1. 細胞同士のコミュニケーション
  • 2. 細胞外の情報を細胞内に伝えるしくみ
  • 3. タンパク質のリン酸化が伝える細胞内のシグナル
  • 4. 細胞膜の電位変化によるシグナル伝達
  • 5. Ca2+は細胞内の重要なシグナル分子
  • 6. 細胞内シグナルが到達する先
  • 章末問題

12章 細胞分裂のしくみと制御―私たちの体の細胞は分裂し続けているの?

  • 1. 体細胞分裂と減数分裂
  • 2. 染色体の数と形
  • 3. 体細胞分裂における染色体の構造変化と分配機構
  • 4. 減数分裂では,染色体の組換えが起こる
  • 5. 配偶子形成における減数分裂
  • 6. 細胞周期の見張り役と進行役:サイクリン
  • 章末問題

第Ⅲ部 生老病死の生命科学

はじめに

  • 1. いかに生き,病になり,老い,死ぬか
  • 2. 第Ⅲ部で学ぶこと

13章 発生と分化―1つの細胞から体ができあがるしくみ

  • 1. 受精卵から体ができあがる過程
  • 2. 細胞の運命はいつ決まるのか
  • 3. 発生後期における分化と器官形成
  • 4. 遺伝子による細胞の運命決定
  • 章末問題

14章 細胞のストレス応答機構―細胞もストレスを感じる?

  • 1. 細胞にとってストレスとは
  • 2. DNAの損傷はがんを引き起こす
  • 3. 活性酸素による損傷
  • 4. DNAのキズを修復するしくみ
  • 5. ダメージを受けたタンパク質は積極的に分解される
  • 6. 活性酸素を除去するしくみ
  • 章末問題

15章 免疫システムのしくみ―アレルギーってなに?

  • 1. 免疫:外敵から身を守るしくみ
  • 2. 細胞が生まれながらにしてもっている自然免疫
  • 3. 異物の情報の受け渡し:自然免疫から獲得免疫へ
  • 4. 異物に素早く対処するしくみ
  • 5. 免疫は記憶する
  • 6. 免疫と病気
  • 章末問題

16章 ES細胞とiPS細胞―細胞の時間を巻き戻すことは可能か?

  • 1. 細胞の時間を巻き戻す
  • 2. 胚性幹細胞(ES細胞)とは何か
  • 3. 初期胚からES細胞をつくる
  • 4. ES細胞の分化誘導
  • 5. 欲しい細胞を選択的に誘導する,選択的に育てる
  • 6. 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の誕生
  • 7. iPS細胞の意義
  • 章末問題

17章 再生医療の現在と未来―失われた体の一部は取り戻せるか?

  • 1. 再生医療とは
  • 2. 幹細胞の性質
  • 3. 組織幹細胞と多能性幹細胞
  • 4. 組織幹細胞を用いた再生医療
  • 5. 多能性幹細胞を用いた再生医療
  • 6. 再生医療の問題点と将来
  • 章末問題

18章 アポトーシスと老化―私たちはなぜ老い,死ぬのか?

  • 1. 細胞分裂のたびに染色体は短くなる?
  • 2. 染色体末端はテロメアというくり返し配列でできている
  • 3. テロメアを守るしくみ
  • 4. 細胞の寿命と死
  • 5. 細胞が積極的に死ぬ場面とは
  • 6. アポトーシスの分子機構
  • 章末問題
書評・感想
  • 身近な出来事や現象と関連付けられており、とてもわかりやすいと思いました。栄養学を学ぶ学生の基礎固めには良いかもしれません。

    私立大学医学部教員

  • 知的好奇心を刺激し、能動的な学習を促すために、とてもユニークな教科書だと思います。

    国立大学医学部看護学科准教授

  • 生物学が身近な例で説明されており、看護系学生にとって学びやすい構成だと思います。

    私立大学看護学部教授

  • 説明が平易で分かりやすい。身近な例を挙げているのでミクロの話でもイメージしやすい。

    私立大学講師

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