藤田総診の在宅ノウハウを一挙公開!
これから在宅医療を始めてみたい医師や,もっと在宅医療を深めたいと考えている医師は必読!
スタッフ教育や在宅診療所運営の実際などのリアルな内容も満載!
Contents目次
一部WEB立ち読みできます(順次公開)
-
在宅医療を行うにあたって最低限知っておくべき知識・テクニック
これから在宅をはじめたい人にまず知ってほしい6つのキホン
① 医療軸と生活軸の違い
② 病棟/外来管理と在宅管理の違い
③ 訪問診療がカバーすべき範囲
④ 家族とのつきあい方のポイント
⑤ 家の診かた
⑥ 家に上がるときのマナー在宅における多職種連携のポイント
在宅で行くことのできる施設の種類や診療のポイント
在宅で絶対に押さえるべき診療報酬の話
在宅でできる検査・治療手技のポイント
-
在宅医療を豊かにする知識・テクニック
落ち着いている在宅患者をみる際の6つのポイント
① ライフレビュー
② ACP
③ ヘルスメンテナンス
④ 家族介護者支援
⑤ ポリファーマシー対策
⑥ 五快電話相談を受けた場合や往診のときのポイント
医療材料の使用・管理のポイント
モデル事例
① 一見在宅での管理が難しそうなことを在宅で実践できた一例
② 在宅で療養をしたことでより質が高いケアを提供できた一例
- 高次医療機関との上手なつきあい方
- 在宅と入院の使い分け
- 独居の看取り
- 在宅での看取りのポイント
- 藤田総診におけるリーダーシップ育成
-
とよち在宅の訪問診療業務フロー
とよち訪問診療の1日の流れ
出勤~準備 ~在宅医療は準備が8割
出発~昼休憩 ~診療と教育と多職種協働と
昼休憩後~帰院 ~在宅医療の価値
帰院後~宅直 ~患者の幸せを全員で支えるチーム
-
在宅医療における教育
【教育者目線で語る】豊田地域医療センターにおける専攻医教育
【教育者目線で語る】豊田地域医療センターにおける研修医・学生教育
【教育者目線で語る】半田中央病院における院内教育
【学習者目線で語る】
① とよち専攻医の6カ月(その1)〜ここがすごい! とよちの専攻医プログラム
② とよち専攻医の6カ月(その2)〜在宅医療で出会った患者さんとの出会いと別れ
- 指導医の心得
-
在宅医療の運営
3機関のセッティング 〜豊田地域医療センター・いしぐろ在宅診療所・半田中央病院
スタッフ管理
① いしぐろ在宅診療所のスタッフ管理 〜働きやすい環境とは?
② 豊田地域医療センターのスタッフ管理診療予約・ルート管理
① いしぐろ在宅診療所の診療予約・ルート管理 〜在宅医療のキモは定期訪問予定管理!
② 豊田地域医療センターの診療予約・ルート管理
③ 半田中央病院の診療予約・ルート管理機器・物品管理
① 豊田地域医療センターの機器・物品管理
② 半田中央病院の機器・物品管理患者リクルートの極意
スタッフリクルート
在宅看護師・同行事務
① 豊田地域医療センターにおける在宅看護師・同行事務
② 半田中央病院における同行看護師医薬連携
① 半田中央病院における医薬連携
② 豊田地域医療センターにおける医薬連携カイゼン
在宅開業2年間の決算書! 〜在宅開業医1年目のための教科書
「ぶっちゃけ,院長ってどれくらい儲かるの?」コミュニティホスピタルのつくり方 〜医師6年目で総診の立ち上げを任せられたら
- 訪問に行く医師の安全をどう守っていくべきか?
BOOK REVIEW書評・読者の声
書評・読者の声
「新たに在宅医療をはじめたいが,どこからどのように着手すればよいか」「訪問診療時の日々のオペレーションはどのように行えばよいか?」在宅医療に着手する前や在宅医療に着手後に多くの医療機関が直面する問題だ.これらの解は実践している医療機関こそ独自のノウハウとして保有しており,それが多店舗展開時の貴重なノウハウの一つとなっている.今回,惜しげもなくこれら実践的なノウハウを一冊にまとめた本が発行された.本冊子の特徴は,在宅医療界隈では,訪問診療での治療を中心とした医師向けの冊子や,診療報酬についてまとめた医事向けの冊子が多いなかで,主に患者との接点に焦点をあてて,ケーススタディ的にまとめた点である.冒頭のページから,医療軸と生活軸の違いからはじまり,家族との付き合い方のポイント,家の診かたと続いていくといった具合だ.さらに在宅医療を豊かにする知識・テクニック,訪問診療の業務フロー(かなり詳細),在宅医療における教育,在宅医療の運営が綴られている.また文字が詰まっている冊子が多いなかで,本冊子はわかりやすい紙面構成,写真・図表による解説をふんだんに盛り込んでおり,とても読みやすいのも特徴だ.執筆陣は,当連絡会主催の「第3回ほぼセミナー」で登壇した大杉泰弘 先生や,当連絡会理事の鈴木重良など,まさに在宅医療現場のプロフェッショナルが執筆している.診療そのものや診療報酬詳細については,他冊子の方が詳しいので,併せて読むとよいだろう.ぜひとも手許に置いておきたい本の一冊だ.
石塚秀俊(一般社団法人 日本在宅医療事務連絡会 顧問)
在宅医療という分野にフォーカスしていただいたことがありがたかったです。普段取り組まれていることが言語化されており、わかりやすくまとまっていたことが大変素晴らしいです。
水上直人(医療法人賛永会)
編者のグループが現在の診療体制を構築するにあたって経験した困難を、人的資源、物的資源、周囲の医療機関との調整などの面に分けて記述されていて、わかりやすかったです。
総合病院 総合診療医
Appendix補足・追加情報
発行後の追加・訂正情報
1章4 在宅で絶対に押さえるべき診療報酬の話
頁 | 場所 | 修正前 | 修正後 | 掲載 |
---|---|---|---|---|
56 | 1)在宅導入 | 「●上記の下線部について算定できる管理料と加算(step 3,4より)」の式中より 「包括的支援加算(step 4-f) 150」の行を削除 診療報酬点数の合計より150点を引く |
22/06/17 | |
57 | 2)継続 | 22/06/17 | ||
58 | 3)看取り | 22/06/17 |