その栄養処方,本当に適切ですか?投与経路の決定,栄養剤・輸液の組立て方,段階的な増減量など症例をまじえ解説.なぜそうするか?どう実践するか?がわかれば自信をもってできる!臨床にでたらまず読むべき1冊
目次
はじめに
第1章 栄養療法の基本のキホン
1.栄養療法はなぜ必要? 誰に必要?
2.栄養療法の第一歩は栄養スクリーニング
① 栄養スクリーニングとは?
② 実際にスクリーニングしてみよう〜簡便にできるS-NUST
3.栄養アセスメントなしに栄養療法の成功はない
① 栄養必要量はどう決める?
② 経口/経腸/経静脈,投与ルートはどう決める?
③ 栄養治療計画を立ててみよう
④ モニタリングで治療効果を見極める〜何を指標にどう判断する?
4.栄養療法に役立つ代謝のキホンをおさえよう
① 栄養素の消化・吸収のしくみ
② 栄養素の異化・同化のしくみ
第2章 経腸栄養療法のキホン
1.膨大な数の経腸栄養剤,どう違う?〜分類して整理しよう
2.標準組成の半消化態栄養剤
①“標準”の意味は? 標準組成ならどれも同じ?
②半固形状栄養剤はどのような患者さんに投与する? メリットとリスクとは?
3.成分栄養剤,消化態栄養剤はどのような患者さんに投与する?
4.病態に対応した栄養剤〜それぞれの特徴は? どのような場合に使う?
5.経腸栄養を実践してみよう〜投与開始から維持量到達まで
6.経腸栄養で起こる合併症〜なぜ起こる? どう防ぐ? 起こったらどうする?
第3章 静脈栄養療法のキホン
1.輸液と体液の関係〜まずは基本の糖電解質輸液についておさえよう
2.末梢静脈栄養輸液の種類と特徴,適応を知ろう
3.中心静脈栄養輸液の種類と特徴,適応を知ろう
4.脂肪乳剤を積極的に使おう
5.体格が異なる3症例の栄養輸液処方を考えてみよう
6.静脈栄養で起こる合併症
① カテーテル関連血流感染症はなぜ起こる? どう防ぐ?
② refeeding syndromeなど代謝性合併症はなぜ起こる? どう防ぐ?
第4章 病態別栄養療法のキホン
1.脳卒中により嚥下障害がある患者の場合~腸が機能しているなら腸を使おう
2.著しい低栄養状態で入院してきた患者の場合~重度なほどゆっくりと慎重に
3.侵襲期,重症患者の場合~循環動態の安定,血糖コントロールがカギ
4.腎障害患者の場合~CKDの病期,維持透析の有無がポイント
5.がん患者の場合~積極的治療期から緩和治療期まで,状態の変化にあわせる
6.慢性閉塞性呼吸不全患者の場合~REEの亢進に対応したエネルギーの確保を第一に
おわりに
索引
購入方法・送料について
本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.
- 【本書名】医師1年目からの わかる、できる!栄養療法〜患者にあわせた投与ルートや輸液・栄養剤の選択など、根拠をもって実践するためのキホン
- 【出版社名】羊土社
お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.
羊土社HPでのご注文について
本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.
分類 |
項目 |
費用 |
国内 |
消費税 |
+360円 |
送料 |
+350円 |
手数料(代引きのみ) |
+300円 |
海外 |
航空便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+610円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+780円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+780円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+1010円 |
EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1400円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+2200円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.