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2007年11-12月号
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最新号
(10月19日発行)
2007年11-12月号
(Vol.7 No.6)
定価 2,625円(税込)
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バイオニュース
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バイオニュース
[先端医療]バイオジェネリックの可能性
現在,世界中で生物製剤(バイオロジクス)の研究開発は盛んであるが,バイオテクノロジー技術を利用した第1世代のタンパク製剤のうち,インシュリン,ソマトロピン,ストレプトキナーゼなどの製品はすでに時間を経て特許が切れている.また,エリスロポエチン製剤などについても欧州ではすでに特許切れとなっており,これらのタンパク製剤を後発品メーカーがジェネリック医薬品として研究開発,上市していこうという試みが開始している.このような背景のもと,欧州医薬品庁(European Medicines Agency: EMEA)は,2005年にバイオジェネリック医薬品の開発に関するガイドラインを発表した.
[バイオビジネス]世代の変わり目を迎えるバイオ医薬品
2006年度,FDAは合計43品目(うち12品目は生物学的製剤)の新薬を承認した.これは過去の承認ペース(2005年29品目,2004年27品目)を大幅に上回っている.使用適応症の追加承認についてはこちらも例年を上回るペースの36品目であった.一度市場から姿を消した多発性硬化症治療用抗体,Tysabriが再度参入したり,吸入式インスリンExuberaや加齢性黄斑変性症治療薬Lucentisなど待望された新薬の承認などのニュースが続いた.
[アジアトレンド]バイオコリア2007開催 人参から抗体医薬まで韓国のバイオ産業がCOEXに勢ぞろい
バイオコリア2007が,韓国ソウルのCOEXで9月12日から14日まで開催された.バイオジャパンの韓国版ともいえるバイオコリアは昨年から始まり今年が2年目となる. 展示会には昨年より2割も多い,232社(団体)が参加し,364のブースを展開した.平行して,国際会議およびビジネスフォーラムが同じ会議施設で開催されこちらにも多くの企業,研究者,政策担当者が参加した.
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