なぜ人々は科学者の作成した報告書ではなく、一人の少女が学校をストライキして掲げた気候変動のプラカードに共感したのだろう。なぜノーベル賞受賞者はiPS細胞研究への寄付を募るためにマラソンを走るのだろう。なぜ核廃棄物処理施設を地域に受け入れてもらう際には、金銭的補償よりも公共の道徳の話をする方が効果的なのだろう。なぜワクチンを接種する際に、医学的なデータよりも、親しい人が打っていたと言われたほうが安心するのだろう。
その疑問を解くカギはサイエンスコミュニケーションにある。 … 続きを読む
「正しく話したのに伝わらない…」「自分の研究に興味を持ってほしい」「炎上しない発信方法は?」そんな悩みを解決するヒントは,サイエンスコミュニケーションにあります.20年間サイエンスコミュニケーション教育をしてきた北大CoSTEPのノウハウをもとに,「伝える」を「伝わる」に変えるコツを伝授!研究のアウトリーチから学際研究,社会実装,資金獲得にまで活きる知識や理論を,豊富な図とともに目的別に解説した入門書.章末にはワークシートがついて,理論を実践につなげるステップもサポートします.