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最新号(2月20日発行)
2007年3-4月号
(Vol.7 No.2)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
■ ニュース
■ 実験技術
■ 研究戦略
分子標的薬開発への挑戦
■ 製品紹介
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

分子標的薬開発への挑戦

第7回 立体構造に基盤をおいた創薬研究(2)

・NMRによるタンパク質構造解析と創薬
  河野俊之
近年,多数のタンパク質の立体構造が報告されており,創薬の分野でも標的タンパク質の立体構造に基づいて合理的に薬剤を設計する試みが盛んになっている.タンパク質の立体構造を解析する方法の1つであるNMRは,リード化合物のスクリーニングから立体構造に基づく結合の評価までカバーできる方法である.本稿では,創薬に使われるタンパク質NMRの手法について概説する.
・論理的分子設計に基づく創薬
  水谷実穂,板井昭子
この10年,国内外の製薬企業ではできるだけ多くの化合物を保有し合成しアッセイすることに専念してきた.しかし,期待された程の成果は得られていない.生命や生体メカニズムの解明が進んでいるにも拘らず,開発される新薬は年々益々少なくなっている.筆者らは長い間,分子の三次元構造に基づく論理的医薬分子設計の方法を開発してきたが,近年はその方法を利用して自社テーマで創薬を行っている.その結果,標的タンパク質の構造情報に基づく計算シミュレーションに合成とアッセイを組合わせることで成功率高く効率よく医薬候補を開発できるようになっている.本稿ではその基本的な考え方について述べる.

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