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最新号(2月20日発行)
2007年3-4月号
(Vol.7 No.2)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
■ ニュース
サイエンス・トピックス
■ 実験技術
■ 研究戦略
■ 製品紹介
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

サイエンス・トピックス

[遺伝子工学]World is Not Enoughの真実と「痛み」の科学
鎮痛薬開発において最も大きな問題は,「痛み」を客観的に評価する方法がないことである.
(中略)
しかし,最近,「痛み」に関する重要な遺伝子が発見され,痛覚研究の発展と鎮痛剤開発に大きな影響を与えることが期待されている.
[バイオインフォマティクス]miRNAの標的予測
近年の新たなmiRNAの発見や,標的mRNAとの相互作用に関する実験データの増加には,目覚しいものがある.しかし,その全体像の解明にはまだ隔たりがありそうである.本誌でも紹介されているように,計算機を用いたいくつかのmiRNAの標的予測法がすでに提案されており,バイオインフォマティクスのこの分野への貢献がおおいに期待される.
[ナノテクノロジー]DDSキャリヤーとしてのカーボンナノホーン
近年,単層カーボンナノチューブの一種として発見された単層カーボンナノホーン(single-wall carbon nanohorn:SWNH)は,単層カーボンナノチューブにはない性質を兼ね備えた物質である.
[組織工学]RNA干渉を利用した幹細胞分化の修飾
mRNAを配列特異的に抑制できるRNA干渉現象が発見され,この現象が細胞分化に関係していることが明らかにされた.今回,siRNA(small interfering RNA)を用いた遺伝子レベルによる幹細胞運命の制御についての直接的な研究成果が報告された.
[タンパク質工学]GFPテクノロジー
1962年にオワンクラゲ由来のGFPが下村らにより発見されたが,その蛍光特性を利用し,これまでに遺伝子産物のレポーター分子として生物学のさまざまな分野で用いられてきた.しかしここ数年,GFPは単なるレポーター分子にとどまらず,さらに高度なタンパク質実験のツールとしての利用が可能であるという報告がされはじめた.ここでは,2つの例について紹介したい.

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