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最新号(2月20日発行)
2007年3-4月号
(Vol.7 No.2)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
協賛特集
■ ニュース
■ 実験技術
■ 研究戦略
■ 製品紹介
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

協賛特集
タンパク質発現システムの最新ツールと受託サービス

・<概論>タンパク質発現システムの歴史と利用法
  遠藤弥重太
遺伝子情報をもとに,タンパク質を自由自在にハイスループット合成する技術を確立することは,ポストゲノム研究に向けた必須課題である.従来の生細胞を基盤とする組換え法には,生産できるタンパク質の分子種などに限界があったし,無細胞タンパク質合成法には,合成量・コスト高など,実用的ではなかった.本特集では,近年とみに技術開発のめざましい両タンパク質生産法の最先端システムを紹介するとともに,生細胞系と無細胞系それぞれの優れた特性と限界などについて紹介する.

協賛企業記事

・迅速・高収量の哺乳細胞発現システム“FreeStyle™ 293, CHO”
  インビトロジェン株式会社
哺乳動物由来のタンパク質を活性のある状態で生産するためには,本来機能している環境に近いシステムで発現させることが重要となります.インビトロジェン株式会社では従来手間と技術を要した哺乳動物細胞タンパク質生産システムを改良し,HEK293由来細胞からmg単位で組換えタンパク質を効率よく生産する“FreeStyle™ MAX Expression System”を販売・受託生産しております.本稿では最近上市したCHO細胞由来の新製品も含めてこれらのシステムについて紹介します.
・「スーパーワーム」 カイコ―バキュロ系タンパク質生産システムの最前線
  片倉工業株式会社
タンパク質解析研究におけるタンパク質生産システムの最有力ツールとして,カイコ−バキュロウイルスによる生産システムが注目されている.バキュロウイルス系による生産では,翻訳後修飾が天然型に類似しており,大腸菌などに比べ高い確率で活性を有するタンパク質生産が可能となっている.また,複合型タンパク質も本来の機能と構造を保った形で生産が可能である.さらに,「スーパーワーム」では,生産宿主としてのカイコの特徴を十分に活用することによって,迅速生産,高生産性,生産安定性の向上を実現した.
・小麦胚芽無細胞タンパク質合成技術(ENDEXT® テクノロジー)が拓く新たな世界
  株式会社セルフリーサイエンス
セルフリーサイエンスは,愛媛大学遠藤教授により開発された小麦胚芽無細胞タンパク質合成系(ENDEXT® テクノロジー)を,ポストゲノム時代のトータルなタンパク質研究ツールとして提供しています.本稿では,タンパク質科学研究に新たな世界を拓くENDEXT® テクノロジーの優れたパフォーマンスとアプリケーションについて紹介します.
・コールドショック発現系とMazFを利用したSingle Protein Production System(SPP System®)ならびにタンパク質発現受託のご紹介
  タカラバイオ株式会社
大腸菌コールドショック発現系は,従来の大腸菌発現ベクターと比較して,目的タンパク質を発現できる確率や発現量,発現産物の可溶性度を向上させることができ,高純度発現も可能です.MazFとの組み合わせで目的タンパク質のみを発現できる画期的なSPP System® と併せて,タンパク質研究の重要なツールとして皆様にご利用いただいています.本稿では,コールドショック発現系を基盤とするタンパク質発現受託や組換えバキュロウィルス/昆虫細胞発現系など真核生物を宿主としたタンパク質発現受託についてもご紹介します.

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