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2007年5-6月号
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最新号
(4月20日発行)
2007年5-6月号
(Vol.7 No.3)
定価 2,625円(税込)
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サイエンス・トピックス
[遺伝子工学]生活習慣病関連遺伝子の同定研究は本物か
SNPsタイピングによる生活習慣病関連遺伝子の探索が提唱されて久しいが,なかなか期待された結果が出ていないのが実情である.
(中略)
最近,2型糖尿病を対象とした初めての本格的なゲノムワイドなSNPsタイピングと解析が行われたので紹介する.
[バイオインフォマティクス]メタゲノムデータの実効ゲノムサイズ
現在のメタゲノム解析では,さまざまな生物種のゲノムに由来する大量のDNA断片が生成される.そのため個々の生物種のゲノム情報の帰属やゲノムサイズの推定は,一般に容易ではない.そうした中で,最近Borkらのグループは,「実効」ゲノムサイズ(effective genome size)という尺度を提案し,解読されたDNA断片からのその簡便な推定方法を考案した.
[ナノバイオテクノロジー]ナノ流体の医療応用に向けて〜超薄膜による物質分離
腎不全の治療法としては,さまざまなアプローチがある.数時間〜数日で発症する急性腎不全の場合は,腎機能を低下させる原因物質を取り除く,あるいは過剰蓄積を抑制することによって,高い治癒効果が期待できる.
(中略)
近年,シリコン加工技術を応用して,平均孔径を制御できる多孔質ナノ結晶シリコンの超薄膜が報告された.
[組織工学]からだ自身のもつ再生誘導力で難治性慢性線維性疾患を制す〜内科的再生誘導治療
組織工学には,外科的アプローチと内科的アプローチがある.外科的アプローチとは,細胞の増殖,分化のための足場,細胞増殖因子,あるいは必要な時には,それらに細胞を組合わせて再生誘導を期待する部位に外科的に与え,生体組織の再生修復を行う方法である.
この再生誘導のアイデアは内科治療にも応用できる.外部から治療薬物を与えることで病気を治療する内科的アプローチである.
(中略)
今回,臨床で使用されている薬物の組合わせによって,この内科的な組織工学概念を実現し,慢性腎炎ラットの治療に成功した報告がされた.
[タンパク質工学]膜タンパク質研究の新たなツール〜Nanodisk
タンパク質の研究において,生体膜環境に近い状態で膜タンパク質を調製できる系の構築はきわめて重要な命題である.近年,「Nanodisk」とよばれるリン脂質二重膜−タンパク質複合体が開発され,膜タンパク質の新たな調製法として期待が寄せられている.
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