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2005年11-12月号
> 産学連携時代の共同研究術
(10月20日発行)
2005年11-12月号
(Vol.5 No.6)
定価 2,625円(税込)
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産学連携時代の共同研究術
坂口謙吾
第5回 産業側から見た共同研究を始めるきっかけ
前号では,産学連携の共同研究をはじめるきっかけや形態について,学側が産側とどのような形で行っているか現状を概観した.本稿は,あくまでも学側で生まれた基礎的な新技術を産学連携によっていかに迅速に産業商品化に結び付けるかという議論である.したがって,受け入れ側となる産側の状況も概観しておく必要があるだろう.学側にも産側にも相手を見つけるキッカケや相手の力量を見極める力が必要である.この点から現時点での企業側の構造上の問題も含めて概観する必要がある.私は学側の人間なので的外れな議論を展開するかもしれないが,ことバイオに関しては学側の企業に対する現状認識はこのようなものなのだ,という形で読んでいただくと有り難い.
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