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フラグメントスクリーニング

ふらぐめんとすくりーにんぐ

低分子量の化合物断片を多数調べ,標的タンパク質に結合する分子を見つける創薬手法.フラグメントは単独では結合力が弱いことが多いが,タンパク質上の結合しやすい部位を見つける足がかりになる.KRAS G12Cに対する共有結合型阻害剤の開発では,分子量300未満程度の小分子フラグメントを基本骨格とし,そこにCys12のシステインと反応するアクリルアミドなどのウォーヘッドを組み込んだ化合物群が用いられた.すなわち,タンパク質のポケットに結合する「フラグメント本体」と,Cys12に共有結合する「ウォーヘッド」を組み合わせた分子を探索した点が特徴である.(実験医学2026年10月号より)

特集1:p53標的治療の新ストラテジー Undruggableの壁を超える/特集2:RAS標的創薬の新モダリティ G12Cと耐性の壁を超える

大木理恵子,衣斐寛倫/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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