本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.パズルの解答は,下記フォームからご応募ください! 前問の答え合わせも本ページでご紹介してゆきます.
正解者にはプレゼントがありますので,たくさんのご応募をお待ちしております.
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※ ご解答期限は次号の発行までとなります
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第101問 三字熟語スケルトン

言葉を使った王道パズル「スケルトン」の中から,漢字を使ったミニスケルトンを用意しました.つながる可能性がある熟語の組を見つけ,盤面の中の入りそうな場所にあてはめてみるのが最初のステップです.そこから順に熟語をつなげていき,すべての熟語がつながって盤面に入れば正解です.
第100問のこたえ

先月の『6文字の生物』は楽しんでいただけましたか? ひらめきパズル回でしたが,すぐにルールを見つけることができましたか? 背景がヒントということで,①は「??ふくろう」,③は「???きりん」かなと考え始めた方は,ひらめきのセンスがあります.ふくろうの「ふ」と「う」に相当する枠が同じ緑なので,そこに入る文字をつなげると「ふう」,枠内の文字もそのまま組み合わせると「封」ということで,ルールが明らかになってきます.同じ枠の色の文字を組み合わせてできる漢字3つの読みを2つに分け,色の並び通りに並べると生物名になります.①は城(しろ),膜(まく),封(ふう)で「しまふくろう」,②は樽(たる),韻(いん),技(わざ)で「たいわんざる」,③は蟻(あり),幹(みき),綿(めん)で「あみめきりん」,④は端(はし),代(だい),河(かわ)で「はだかいわし」となります.4つの生物名を50音順に並べると,最後になる「④はだかいわし」が答えとなります.
生物をネタにパズルを作っていると,生物名に関わる漢字をいろいろと探すこともあります.例えば,先月のパズルで使った漢字「蟻」は漢字1文字で表される生物名ですが,同じ「虫」の部首を持つ生物名の漢字は「虻」「蛭」「蜂」「蝶」「蝉」「蛍」「蚕」などたくさんあります.中には「蛙」「蛤」「蜆」「蛸」「蝦」など,いわゆる昆虫でない生物が混じっていたり,「虹」,「融」など,一見すると虫とは関係ないに見える漢字もあります.それらの字の成り立ちには幾つかの説もあるようですので,興味ある方は調べてみてください.さらに,視点を広げると,「魚」「犬・犭」「牛」「馬」「貝」「鳥」「羊」などなど,様々な生物系の部首も目につきます.それぞれの部首を持つ漢字には生き物を表す漢字が多い中,部首の「貝」は生物名を表す漢字はほぼなく,経済的な価値に関連する文字が多いことも興味深かったりします.皆さんも,研究の息抜きに生物系部首の漢字を眺めてみてはいかがでしょうか.
今月はここまで.来月のパズルもお楽しみに!




















