バイオでパズる

著/山田力志(アソビディア)

本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.パズルの回答は,下記フォームからご応募ください! 前問の答え合わせも本ページでご紹介してゆきます.

今月の出題は本号から!
少数性生物学ってなんだ?

実験医学 2017年12月号 Vol.35 No.19
少数性生物学ってなんだ?
少数の因子が生命システムを制御する
永井健治/企画

正解者にはプレゼントがありますので, たくさんのご応募をお待ちしております.

プレゼント写真

正解された方の中から抽選で「『実験で使うとこだけ生物統計1 キホンのキ 改訂版』+ひつじ社員(仮)」を1名様にプレゼント

※ ご解答期限は2018年1月号の発行までとなります

※ プレゼント当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます

ここから挑戦!

第5問 闇に光るスケルトン

今月の「バイオでパズる」はこちらです.

「実験医学」本号(12月号)の特集のなかにも登場し,いまや生命科学研究には欠かせないツールとなった蛍光タンパク質をテーマに,文字パズルのスケルトン(海外ではCriss Crossという名称で知られています)からチャレンジ問題をお届けします!

闇に光るスケルトン〜パズル画像

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前回のこたえ

先月のチャレンジ問題「HSC de ナンプレ」の答えはこちら.

「HSC de ナンプレ」の答え→34

ナンプレを解き,A~Fのマスに入る数字を合計すると「34」となります.さて,ここでもうひとつ問題です.造血幹細胞(HSC)で「34」といえば…?

その前に,いまや世界一有名になったといっても過言ではないパズル「ナンバープレース」の歴史について簡単に.発表された記録として一番古いのは,アメリカ人建築家のハワード・ガーンス(Howard Garns)による1979年5月のデル・マガジン社の雑誌での発表とされています.それから5年後,日本のペンシルパズル専門誌『ニコリ』の『月刊ニコリスト』1984年4月号で,「数字は独身に限る」という題ではじめて紹介され,それ以降「数独(SUDOKU)」の名で知られることになります.

話を戻しまして,HSCで「34」といえば…そう,「CD34」ですね.HSCは,細胞表面にCD34とよばれる特有の抗原を持つことが知られています.CD34の発現レベルは,HSCで一番高く,白血球や赤血球などの各細胞系統に分化するに従って徐々に下がっていきます.こうしたことから,造血幹細胞移植に際しては,CD34を目安にHSCを選別することが一般的となっています.HSCとCD34の関係,知らなかったという方は,この機会に豆知識として覚えておいてくださいね.

では,また来月.

著者プロフィール

山田力志(アソビディア)

2006年,京都大学大学院理学研究科修了(博士).’09年,名古屋大学大学院理学研究科助教.’12年,同特任助教.’14年に研究の道を離れ,パズル・トリックアートを中心にしたデザイン集団“ASOBIDEA(アソビディア)”を設立.「面白いをカタチに.」を合言葉に,イベントの実施や広告の制作などを行っている.三重県在住.ウェブサイト:lixy.jp(個人),asobidea.co.jp(アソビディア)