ヘテロクロマチン・アイランド仮説

クロマチン(chromatin)とは,真核細胞内に存在するDNAとタンパク質の複合体のことを表す.DNAは,ヒストンH2A/H2B,ヒストンH3およびヒストンH4からなるヒストン八量体に巻きついてヌクレオソーム構造をとる.こうした構造が150~200 bpの周期で繰り返される.さらにこのヌクレオソーム繊維が折り畳まれ,高次のクロマチン構造を形成している.ヒストン以外にも多くのタンパク質がDNAと相互作用してクロマチン構造を形成している.

実験医学増刊 Vol.27 No.17
実験医学増刊 Vol.31 No.2

参考書籍

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