細胞融合法

細胞をセンダイウイルスやポリエチレングリコールで処理をすると,処理された細胞同士の膜の融合が起こり,1つの細胞になる.核も融合し染色体数が4倍体になるが,徐々に減少し,あるレベルで安定化し増殖する細胞株となる.これをハイブリドーマという.マウスでは,抗体を産生するBリンパ球と骨髄腫細胞を融合すると,抗体をつくり続け,かつ増え続けるBハイブリドーマを作製することができ,この細胞が大量のモノクロナール抗体を産生する.このハイブリドーマの作製技術を細胞融合法という.

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイオキーワード集:索引


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z        
数字 その他