体細胞組換えの原理を利用して,組織中に異なる遺伝的背景をもつ細胞クローンをモザイク状に誘導する手法.1995年にTian XuとGerald Rubinによって組換え酵素FLP(flippase)とその標的配列FRT(FLP recogition target)を利用した部位特異的な体細胞組換え技術が導入されたことにより,効率的な遺伝的モザイククローン作製法が確立した.