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機能相補活性スクリーニング法

きのうそうほかっせいすくりーにんぐほう

genetic functional(phenotype)-complementation screening機能発現クローニング(expression cloning)ともよばれ,標的遺伝子が発現されて示す機能(表現型)を指標として目的遺伝子(哺乳類では多くはcDNA)をクローニングする方法であり,特に非常に低い発現レベルの遺伝子のクローニングに有効である.本稿でのペルオキシソーム欠損性CHO変異細胞に対するペルオキシソームの形成回復を指標にした順遺伝学による迅速なPEX遺伝子クローニングの成功例を紹介している.(実験医学2010年8月号より)

オルガネラの世界

細胞機能の制御と遺伝病発症・ウイルス感染のメカニズム

藤木幸夫/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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